7位:紅ショウガから始まってカウントダウン! 海老、イカ、チョコレート、キムチ、ソーセージそして栄えある1位は「チーズ」。
なんのこっちゃと思われそうですがこれね、タコ以外でたこ焼きに入れたら美味しいものの人気投票なんですって。
イマドキのタコパではチョコレートを入れちゃったりするんですか。
なんかすごいな。
たい焼きもイマドキはあんこだけでなくいろいろなクリームが入っていたりしますし大阪の串カツ屋のメニューには「たい焼き」なんてのもあって衣を付けて揚げたりもするらしい。
揚げ饅頭的な発想かな。
「そんなものは●●じゃねぇ」
と否定的にとらえる人が一定数いる反面、
「面白いじゃん」
なんて肯定的にとらえる人々もいます。
で、ものは試しと食べてみたチャレンジ精神あふれる人が
「意外と美味しい。これイケるよ」
なんて言い出してそれが口コミで広がっていつのまにやらゲテモノと思われていたものが定番になったりするのです。
当たり前のことですが日本の伝統食と思われている蕎麦も寿司も天ぷらも黎明期の原型をとどめているものはありません。
長い歴史の中で試行され工夫を凝らしトライアンドエラーを繰り返し「こっちの方が美味しい」と取捨選択され淘汰され洗練されたものを僕らは口にしているのです。
そして忘れてはいけないのは僕らもまた歴史の途上にいるということ。
今僕らが食べている料理は最終ゴールでもなんでもなく単なる歴史上の通過点。
30年後、50年後、100年後には僕らが知る料理はまた姿かたちを変えていることでしょう。
過日、キッチンにインスタントラーメンのスープの袋がぽつんと転がっておりました。
どうやら娘が麺だけ何かの料理に使ってスープが余っちゃったらしい。
このスープを他の麺に使ったらどうだろう──ふとそんな思いがよぎって気が付けばうどんを茹でておりました。
名付けて「ラーメンうどん」! こうしてまた歴史のページが一枚めくられていくのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:13分-
- うどん(乾麺):1束またはうどん(生麺)1玉
- ラーメンスープ(醤油味):1人前
- 卵:1個
- 具材:葱、薄揚げ、天かすなど
【作り方】
- うどんを茹でる湯を沸かします。並行してラーメンスープを別鍋で作ります。
- 1.を待っている間に卵を湯呑みに割り入れて水15g(大匙1)を加えて電子レンジの200ワットで30秒チンします。具材は食べやすい大きさに切ります。
- うどんを規定時間茹でます。ラーメンスープに具材を加えてうどんが茹で上がるまで煮込みます。
- 茹で上がったうどんをざるに揚げて流水で〆ます。これを丼に入れラーメンスープを具材ごと注ぎます。仕上げに卵を湯呑みに合わせた水ごと丼の中央に盛り付ければできあがり。
【一口メモ】
- なんか紛らわしいネーミングですが醤油ラーメンのスープだけが残っていたのでそのスープでうどんを作ってみたという料理です。うどんは麺が淡白なので違和感なくフィット。てか、めっちゃ旨い。
- トッピングは葱、卵、薄揚げ、天かすとうどん寄りなものをチョイスしてみました。けど何もこだわりはないので叉焼、味玉、焼き海苔、メンマ、紅ショウガなどまんまラーメンっぽく仕立てるのもありですよ。
- 当然、ラーメンスープで作る塩うどん、味噌うどん、豚骨うどんなんてのも成立すると思います。そしてたぶん美味しい。スーパーのラーメンコーナーにはスープだけのばら売りも置いてあったりしますので普通のうどんに飽きたらぜひチャレンジしてみてください。