世界各地には変わった食材を使った料理がたくさんあるようです。
かくいう僕らの国では当たり前の「生魚」を使った寿司や刺し身だって少し前までは欧米人に気持ち悪がられていました。

アリやセミなどの昆虫食は世界各地に分布がありますし日本でも信州のいなごの佃煮なんかは有名です。
それを指して気持ちが悪いというのは大きなお世話。
中国料理のカエルのように食べてみると案外美味しいものもたくさんあると思います。
フランス料理で変わった食材を使った料理と言ってすぐに思いつくのはかたつむりでしょうか。

フランス語でかたつむりはエスカルゴ(escargot)ですが、日本でエスカルゴといえばそのカタツムリを使った料理を指します。
それくらい僕らの中でも高い知名度を得ている証左なのかもしれませんね。
僕は子供の頃、エスカルゴはカタツムリを使った料理だと聞いてただただ気味悪かったのですが社会人になって食べる機会があり「めっちゃ旨いじゃん」と認識を改めました。
で、家でも作ってみたいと思ったのですがインターネット通販が発達する以前の頃は肝心の食材がなかなか手に入りませんでした。

そこで、この料理のように身近な貝を使って「エスカルゴ風」の料理をよく作ったものです。
【材料】(2人分)
-調理時間:12分-
- つぶ貝(むき身):150g
- エリンギ:1本
- バター:10g
- にんにく:ふたかけ
- パセリみじん切り:大匙2
- 塩:2g(小匙1/3)
- ホワイトペッパー:少々
- 白ワイン:30g(大匙1)
- オリーブオイル:適宜
【作り方】
- つぶ貝は流水で洗いぬめりを取ります。エリンギは傘を切り取り縦半分に切って3mm厚の半月切りにします。傘は細切りにします。にんにくはみじん切りにします。
- フライパンにバターとにんにくを入れ香りが立ってきたらエリンギを加えてバターを吸わせながらしんなりするまで炒めます。
- 2.につぶ貝を加えてさっと炒め白ワイン、塩、ホワイトペッパーを加えて蓋をし、弱火で3分蒸し焼きにします。
- 3.の蓋を取りパセリを加えてさっと炒めます。皿に盛ってオリーブオイルを回しがければできあがり。
【一口メモ】
- バターとにんにくの香りがたまりません。つぶ貝の独特なくにゅっとした食感も好きだなぁ。
- エスカルゴはにんにくとバターを合わせたエスカルゴバターと呼ばれるソースで食べるのがお約束ですがそれを除けばこの料理は日本の酒蒸しに近い調理法です。
- より気分を出したい場合は半球状のくぼみが付いた皿で供するとエスカルゴっぽくなります。そんなものは家にないと思う方はホットプレートをお持ちじゃないでしょうか? あれに付いているたこ焼きプレートが実はほぼ似た形をしています^^
- 貝類全般でこの調理法は使えますがタコやイカ、海老などを使っても楽しいですよ。

