大衆食堂に入ってメニューに「豚バラれんこんの胡麻炒め」と書かれていたらどれくらいの人がその料理を注文するでしょうか。

その隣に「若鳥の唐揚げ」だの「豚の生姜焼き」だのと書かれていたら大半の人はそっちを注文しちゃうんじゃないかな。
逆に気取った料亭の品書きに1行「豚バラれんこんの胡麻炒め」と書かれていたらその値段が千円を超えていても注文する人がいるような気がしてしまうのは気のせいでしょうか。
先入観というのは怖いもので僕らは店に入る前から店の品書きを想像してしまっています。

カルボナーラが食べたいと思ってハンバーガー屋に入る人はいませんし、「今日はうずらのファルシが食べたいな」と思いながら定食屋に入る人もいないでしょう。
言い換えると僕らはハンバーガー屋にはハンバーガーっぽいものを定食屋には定食屋っぽいものをフレンチレストランには高級フレンチっぽい料理を期待するわけです。
なので、このブログのタイトルに書かれた料理名はある意味とても紛らわしい。

大衆料理店風にも思えるし、料亭で銘のある器に盛られた創作和食かもしれないとも思えます。
あるいは中華飯店で出される生粋の中華かもしれないし……結論から言って、実は気取らないごく普通の和惣菜。
いわゆる普段着のおかずなのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:7分-
- 豚バラスライス:100?120g
- れんこん:3cm
- ごま油:6g(大匙1/2)
- 刻み葱:少々
[調味料パート]
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 味醂:12g(小匙2)
【作り方】
- 豚肉は食べやすい大きさに切ります。れんこんは5mm厚の半月切りにします。
- フライパンにごま油と豚肉を入れて中火にかけて炒めます。肉の色が変わり始めたられんこんを加えて肉に焼き色が付くまで炒めます。
- 2.に鍋肌から[調味料パート]を流しいれて水気がほぼなくなるまで[調味料パート]を絡めながら炒めます。皿に盛って刻み葱を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 一言で言うと「シンプルイズベスト」って感じ。調味料は醤油と味醂のみ。凝った味付けはしていない分飽きの来ないおかずです。ごま油の風味も食欲をそそりますね。
- 豚肉の代わりに鶏肉のささみを使っても美味しくできますよ。
- 冷めても美味しいのでお弁当のお菜にもおススメです。
- お好みで仕上げに煎り胡麻をまぶして胡麻風味を強化するのもありです。

