以前、入院していた時、お隣の患者さんの奥様から相談を受けたことがあります。
「1日に摂取する塩分量を制限しないといけないのだけど、どんなことに気を付けたら良いか?」というようなお話でした。
どうやら、僕がナースと料理の話をしていたのを聞いていたみたい。
別にプロの栄養士ではないので、あくまでもご参考とお断りして少しお話したのですが、注意をしないといけないのは料理に加える塩や醤油よりも食材や他の調味料に含まれる塩分だとお伝えした記憶があります。
例えば、ソーセージを使った料理ではソーセージに含まれる塩分はかなりのものなので調味料はぐっと控えるかできれば使わないようにとか。
市販の料理酒は実は塩が添加されているのでできれば普通に飲む日本酒を使ったほうが良いとか(お家に料理酒があるのなら、ちょっと舐めてみて下さい。「げっ」って思うくらい塩辛いです)。
我々は思いの外濃い味に馴染んじゃっているようで、市販の加工食材や調味料もそれに合わせて味付けがされちゃってるんですね。
でなければ、味がしないと言われて売れないのでしょう。
なので、このレシピもそうですが料理を作る折には物足りないと思うくらいに調味料少なめにした方がカラダには優しいようです。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- ソーセージ:2本
- グリーンアスパラガス:1本
- オリーブオイル(又はバター):4g(小匙1)
[調味料パート]
- 塩:1g(小匙1/6)
- 白ワイン:15g(大匙1)
- 酢:5g(小匙1)
- 粒マスタード:適宜
【作り方】
- アスパラガスはピーラーではかまを取って、太い部分は4分、細い部分は2分下茹でします。ソーセージは1cm幅の小口切りにします。
- フライパンにオリーブオイルとソーセージを入れて中火にかけ軽く焼き色が付くまで炒めます。更にアスパラを加えてさっと炒めます。
- 2.に[調味料パート]を加えて蓋をし、弱めの中火で3分蒸し焼きにしたらできあがり。
【一口メモ】
- 酢が良い仕事をしてますね。見た目はちょっと脂っぽいのに、さっぱりした風味に仕上がっています。
- ソーセージはかなり塩分を含んでいますので塩はごく控えめに、むしろ使わないくらいが健康には良いかも。
- 春先なのでアスパラを使ってみましたがキャベツにすると本格的にザワークラウトっぽくなりますよ。