これは2014年の秋に書き留めたレシピです。
その手控えにはこんなことが書いてありました。
先ごろ、書き留めたレシピが無事1400を超えました。
あしかけ約5年半になりますが、我ながらよくぞこれだけ書いたもんです。
料理は作ったけれどレシピを書かなかった料理もたくさんあるので、それを合わせたらどれくらいになるんでしょうね。
ちょっと想像がつきません。
ですって、まさかその7年後にまだ書いているとは実は……思ってた気がします^^;
レシピの手控えは無事2300を越えて今は2400を目指して邁進中です。
で、その先にはこんなことも書いてあります。
これだけ書いていると悩みもありまして、「バージョンアップ以外で料理は被らないようにする」というしんどいポリシーを自分で掲げてしまったため、過去にこの料理は書いたことがあるんじゃないかと言う疑惑がしばしば生じます。
特にこの料理のようなシンプルなレシピは要注意なのです。
先ほど索引を調べてみると被っていないことが判明したためこれを書いております。
って、索引を作っているところがマメというかなんというか^^;
この料理は完全に頭の中で味の図面を描いてみて、恐らくこんな味になるはずと予想した上で試作した実験的なものです。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- キャベツ:数枚
- バター:4g(小匙1)
- 鶏がらスープの素(顆粒):2g
- カレー粉:小匙1/2
- ヨーグルト:小匙1(なければレモン汁少々)
【作り方】
- キャベツは千切りにして冷水に放ち10分置きます。
- 長く水に入れると栄養素が抜けますのでせいぜい10分程度に抑えて下さい。
- フライパンにバターを入れて中火にかけ大よそ融けたら鶏がらスープとカレー粉を加えてさっと炒めます。これにヨーグルト(なければレモン汁)を加えてさっと炒めればできあがり。
【一口メモ】
- ピリッと辛い味付けに酸味が利いているのがGOOD。ほぼ、予想通りの味に仕上がりました。ただ、ちょっとしんなりし過ぎ。しゃきしゃき感を出したいところですがキャベツの炒め物では難しいかな。
- キャベツのえぐみ(灰汁)の正体はシュウ酸。ほうれん草ほどではないのですが野菜の中では多く含まれている部類です。これは冷水に入れることで流出させて抜くことができるのですが、その分ビタミンも抜けてしまいます。苦みを取るか栄養素を犠牲にするかの二択を迫られるのが1.の工程です。
- カレー料理は出汁を利かせることと「辛みと酸味のバランス」を取ることが重要だと僕は考えています。ということで、鶏がらスープの素とヨーグルトを採用してみました。
- パパッと作れますのでお弁当のおかずにもお薦めですよ。