これだけネットが発達しても、SEという仕事は客先まで出向いて行ってコンピュータを直接操作しないとダメな場合が多々あります。
お客さんは地方にある場合も多いので案外出張の多い仕事なのです。
で、出張先でひと仕事終えて街をぶらっとしている時、ついついやってしまうクセが僕にはあります。
それは……
スーパーを見かけると入ってしまいたくなること。
いや、今からホテルに帰って寝るだけなのに生の肉や野菜を買って帰るわけにいかないっしょ。
なんで入るよ?
とは自分でも思うのですけどね。
見知らぬスーパーというのはなんかワクワクするのです。
スーパーの棚のレイアウトはどこのお店もたいてい似たりよったりなので初めて入るお店でも今いる位置の隣の棚に何が置いてあるかもだいたい予測がつきます。
眼の前の棚にマヨネーズやケチャップが置いてあれば隣の棚は中華やエスニックの調味料じゃないかとか。
粉類の棚であればすぐ隣に天かすや青のりが置いてあるんじゃないかとか。
で、その予想が当たるとちょっと嬉しい。
なんて遊びを見知らぬ街の見知らぬスーパーでやってしまうのです。
そんな中で案外、予想が立てにくい食材が乾物だったりします。
店によって海産物と農産物に分かれていたり、思わぬところに飛び地のように置いてあったり。
わりと神出鬼没。
行き慣れたスーパーでもたまに迷うことがあります。
とはいえ、そこまでしてたどり着けたとしても乾物を買うことは案外少ないんですけどね。
だって総じて良いお値段がしますし。
根気があれば自分で作れてしまうものなので。
ただ、その根気が何日単位のことになるのでちょっと挫けそうになりますが……。
けど、近頃はオーブンも進化して100度くらいの低温調理が可能になっているので天日干しなら丸一日かかるような乾物をたった1時間で作ってくれたりするんですよ。
【材料】(1人分)
-調理時間:65分-
- 茄子:1本
- 塩:適宜
[調味料パート]
- マトケチャップ:15g(大匙1)
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- 酢:7.5g(大匙1/2)
- 塩:少々
- 砂糖:少々
【作り方】
- オーブンを100度に予熱します。茄子はがくを取り、横半分に切ります。更にそれを6つ割りにします。
- 天板にクッキングシートを敷き茄子を重ならないように並べて軽く塩を振ります。オーブンの予熱が完了したら天板を入れて1時間焼きます。
- 2.を待っている間に盛り付ける器に[調味料パート]を合わせてよく混ぜます。焼き上がった茄子を加えてよく和えればできあがり。お好みでドライパセリなど振っていただきましょう。
【一口メモ】
- 茄子は焼くというより干すといった感じ。やわらかくしなっとなった茄子にケチャップベースのヴィネクレットソースはよく合います。
- ちょっとひまはかかるけどオーブンに放り込んだらあとはほったらかしの料理なのでめっちゃ楽ちんですよ。
- このやり方で大抵の野菜は干し野菜にすることができます。プチトマトや茸でやっても美味しいです。
- オーブンがなくても天気の良い日なら1日天日干しにすれば作れちゃいます。電気代もかからないのでとってもエコロジーです。