日本初のマヨネーズが誕生したのは大正時代、製造元はキューピーだったそうです。
関東大震災後の西洋化の波に乗って、需要を当て込んだらしいのですがそもそも当時は生野菜を食べる習慣が一般的ではなく、お値段も高かったので売れ行きは芳しくなかったそう。
なにせ原料に使う鶏卵が高嶺の花でしたもんね。
戦後、生野菜のサラダが一般的になり、卵もぐっと安くなるのと歩調を合わせてマヨネーズは一気に普及します。
その上、サラダ以外の使い方が次々と考案されました。
今では当たり前のお好み焼きやたこ焼きにかけるスタイルも最初見た時はなんか変な感じでしたよ。
今日の料理のように焼き物や炒め物にマヨネーズを使うのもすっかり新定番といった印象がありますね。
けど、味噌をプラスするのはちょっと新しいかも。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- 鶏もも肉:1枚(300gくらい)
- 片栗粉:6g(小匙2)
- サラダ油:少々
- 粗挽きブラックペッパー:適宜
[下味パート]
- 塩、ブラックペッパー:少々
- 酒:15g(大匙1)
[調味料パート]
- マヨネーズ:24g(大匙2)
- 味噌:6g(小匙1)
- 豆板醤:6g(小匙1)
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 味醂:6g(小匙1)
- 砂糖:3g(小匙1)
- 牛乳:15g(大匙1)
【作り方】
- 鶏肉は一口大に切り、[下味パート]をまぶして10分置きます。
- 1.に片栗粉をまぶします。サラダ油少々を入れたフライパンを中火にかけ鶏肉を加えて両面焼き色がつくまで焼きます。
- 2.に[調味料パート]を加えて絡めながら水気がなくなるまで炒めればできあがり。お皿に盛って粗挽きブラックペッパーを振って頂きます。
【一口メモ】
- 豆板醤の辛味が味をキリッと引き締めてくれています。マヨネーズというのも突飛な組み合わせ見えますがこれが意外と合うんですよ。
- 味噌マヨというのは味付けの新定番、平成半ばくらいに生まれた組み合わせだと思うのですが今では結構おなじみかも。このレシピの[調味料パート]は鶏に限らず肉料理全般に使えますよ。
- このレシピは鶏肉にフォーカスを当てていますが、できれば野菜もいっしょに炒めましょう。写真では玉ねぎと人参を使っていますが、変わったところではにんにくの芽なんか使うと中華料理っぽくって楽しいですよ。