酒呑みの性か日々作るご飯のおかずがどうも居酒屋風になってしまう傾向があります。
けど、馴染みの居酒屋のご主人に言わせると「家庭では作れない料理を出してこその居酒屋」だそうで、家でも作れる料理ならわざわざ店で金払ってまで食べる必要ないでしょと考えているんだそうです。
ごもっとも。
そのポリシーに照らせば僕が作るおかずは「居酒屋風」料理ではあっても決して「居酒屋の」料理ではないことになります。
だって、家で作れていますから^^;
なんて御託は置いておいても居酒屋料理は創意工夫にあふれていて美味しいです。
まるでお酒が飲めない人でも料理は好きって人もきっといるんじゃないかな。
なんてことを考えつつ、今宵も居酒屋っぽいおかずを作るのでありました。
【材料】(1人分)
-調理時間:12分-
- ささみ:2本(約200g)
- 蓮根:半節(約100g)
- サラダ油:少々
[下味パート]
- 酒:7.5g(大匙1/2)
- 塩、ブラックペッパー:少々
- おろし生姜:ひとかけ分
- 片栗粉:4.5g(大匙1/2)
[調味料パート]
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 酒:15g(大匙1)
- 味醂:18g
- 砂糖:3g(小匙1)
- 鷹の爪(小口切り):半本分
【作り方】
- 蓮根は皮を向いて5mm厚の半月切りにし酢水(分量外)に5分晒します。ささみは筋を取って一口大に切り[下味パート]をまぶします。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけささみを加えて両面焼色が付くまで焼きます。これに蓮根を加えて表面が透明になるまで炒めます。
- 2.に[調味料パート]を加えてとろみがつくまで炒めればできあがり。
【一口メモ】
- 醤油、酒、味醂、砂糖という和食の鉄板コンビネーションに鷹の爪を加えてピリ辛にしてあります。お酒が……いや、ご飯がすすむすすむ。
- お肉に片栗粉をまぶしてあるので調味料と合わさると自然にとろみが付く仕掛けです。このやり方は肉や魚料理全般に応用が利きますよ。
- お肉は鶏もも肉や胸肉でもOK。豚バラ肉でも美味しいですよ。野菜は他に手持ちがあれば下茹でした人参やいんげん、茸などを一緒に炒めるのもありです。