SNSにおける「セルフいいね」のコラムを読んだことがあります。
ツイッターやインスタを始めたものの、自分の投稿になかなか「いいね」が付かないので景気づけに自分で「いいね」や「リツイート」を付けているオジサマ方を若者が冷ややかな目で見ているといった内容でした。
記事に挙げられた事例は創作めいた印象があって本当に取材したのか疑問に感じたのですが(あくまで僕の印象です)趣旨は理解できました。
そういう人もいるかも知れないなぁとは思いました。
確かに「いいね」は承認欲求を満たしてくれるので投稿の励みになりますよね。
けど、どんな投稿にいいねが付くのか付かないのかの予想って案外難しいものなのです。
例えばこの料理と「枝豆のあずま煮」を同じ日&ほぼ同時刻にツイッターやインスタに呟きました。
ところが、さっきツイッターを見ると「枝豆の~」はいいねが67なのに対してこっちの料理は108なんですよね。
この差はいったい何なのか? いろいろ考えたのですが「写真が美味しそうに見えるから?」くらいしか思い浮かびませんでした(枝豆の写真はちょっと地味でした)。
けど、一考に値する事例だと思います。
「フォロワーに迎合する」なんてネガティブに考えるのではなく、「人は僕のつぶやきに何を求めている(期待している)」のかを知ることはネットで情報発信をする者として知っておくべきことだと思うのです。
ということで、人気のあったこちらの料理のレシピを今日は発信します。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- 山芋:10cm
- 豚ミンチ:80~100g
- 刻みネギ:適宜
- ごま油:4g(小匙1)
[調味料パート]
- 濃口醤油:12g
- 味醂:12g
- 味噌:12g
- 砂糖:6g
【作り方】
- 山芋は皮を剥き1cm厚の輪切りにし、更にイチョウに切ります。
- フライパンにごま油を入れ中火にかけます。これに山芋を重ならないように入れて両面焼き色が付くまで焼きます。
- 2.に豚ミンチを加えてほぐしながら焼き色が付くまで炒めます。
- 3.に[調味料パート]を加えて絡めながら水気がなくなるまで炒めればできあがり。器に盛って刻みネギを散らします。
【一口メモ】
- しゃくしゃくとした山芋の食感が楽しい一品です。鼻をくすぐるごま油と味噌の風味も良い良い。
- 味付けの要は味噌と砂糖。味噌を加えることで醤油のみの単調な辛さに膨らみを持たせています。そして甘辛の加減は砂糖で決まります。味を見ながら少しずつ加えてお好みの量を探ってください。
- お肉は火を入れると甘みのある豚肉がおすすめですが鶏肉を使うとまた風味が変わって楽しいです。