今を去ること二十数年前。
結婚したての週末。
スーパーでヒイカが安かったので煮付けて昼食に出したら嫁に感動されました。
「お昼からこんな凝った料理を作るなんて」……、
えと別にただの煮付けなのでそんな凝った料理ではないのですが^^;
どうやら、嫁の感覚ではお昼ご飯に出てくるものと言えば夕べの残りか、インスタントラーメン、せいぜいがんばってうどんを茹でるくらい。
料理らしい料理をするという発想がそもそもなかったようです。
僕は食べたいものを食べたい時に食べる主義なので朝からグラタンとかでもありなんだけどなぁ(をい)。
それから約19年後。
横浜暮らしもだいぶ板についてきた時分のこと。
駅前の魚屋で小イカが250g198円と安かったので思い出の料理を作りました。
パッケージには小イカと書かれていたのですがあまり聞かない呼び名。
これはヒイカ(ヤリイカの仲間です)なんじゃないのかなぁ???
とか思いつつ。
【材料】(2~3人分)
-調理時間:10分-
- 小イカ:250g
- 大根:5~7cm
- 生姜:ひとかけ
[煮汁パート]
- 水:200g(1カップ)
- 酒:50g(1/2カップ)
- 濃口醤油:36g(大匙2)
- 砂糖:9g(大匙1)
【作り方】
- 大根は1cm幅の銀杏切りにして沸騰した湯に投入し5分ほど下茹でしてざるに揚げます。生姜は千切りにします。
- 小鍋に[煮汁パート]と生姜を合わせてひと煮立ちさせ、小イカ、大根を入れてアルミホイルで落し蓋をし中火で5分煮ます。
- 2.を自然に冷ませばできあがり。食べる時にもう一度火にかけて温め直して下さい。 ※自然に冷ましている間に味が染みます。
【一口メモ】
- ほっこり。如何にも普段着のお惣菜って感じで宴会などで疲れた胃を休めたい時にお薦めかも。生姜のピリッとした辛さが良いアクセントになっています。
- イカは煮過ぎると身が硬くなるので煮過ぎないこと5分ほどさっと煮たら後は自然冷却の中で味を染みさせるのがコツです。
- 子供の頃は大根だけ避けていた気がしますが今はこっちの方がご馳走かも。気が付くと先になくなってる気がします^^;
- 大根の代わりにジャガイモを入れても美味しいですよ~