焼き鳥の歴史は案外に古く平安時代の文献には既に登場しているそうです。
また、関ケ原の合戦(誰でも暗記できる1600年^^;)から80年後くらいの文献には「串に刺す」という記述もあるとか。
明治時代にはお祭りの人気屋台の一つだったようです。
串に刺してるので食べ歩きにも向く食べ物ですもんね。
近頃は、創作料理のジャンルでオーソドックスな焼き鳥以外にも食材を串に見立てる焼き物が考案されているようです。
この料理もその一つ。
アスパラガスを串に見立ててオーソドックスなつくねを巻いてみましたという一品です。
【材料】(2人分)
-調理時間:20分-
- アスパラガス:4本
[つくねパート]
- 豚ミンチ:100g
- 刻み葱:適宜
- おろし生姜:ひとかけ分
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 酒:10g(小匙2)
- 砂糖:3g(小匙1)
- 卵:1/2個
- 片栗粉:5g(大匙1/2強)
【作り方】
- アスパラガスは綺麗に洗ってピーラーではかまを丁寧に取ります。長さが長いようであれば二等分します。 ※はかまは残っていると口の中にもぞもぞ残って食感が悪くなるので丁寧に取りましょう。
- [つくねパート]をボウルに合わせて粘りが出るまでよく練ります。これを四等分してアスパラガスに巻き付けます。写真のように全体の1/3くらいはつくねを巻き付けないようにして食べる時の持ち手にしましょう。
- 魚焼のグリルかオーブンで12分焼けばできあがり。途中6分経過で上下をひっくり返して下さい。
【一口メモ】
- 焼けたアスパラガスはほんのり香ばしく、ホクホクして美味です。その淡白な味につくねの甘辛がプラス。これ、まるで違う二つの料理の相乗効果が楽しめる合理的な料理かも。
- オーブンや魚焼のグリルがない場合はフライパンで焼いてもOKです。
- 醤油、酒、味醂、砂糖を1:1:1:0.5で合わせた照り焼きダレを塗って照り焼きにするのもありかな。
- 好みでしょうけどレモンをちゅっと絞ると風味が変わって楽しそうです。