匂いと味がダメなんだ
俺は嫌いじゃないけど豆の味が強過ぎる
あのネバネバしたのがそこら中に張りついてなんていうか食べるのがめんどくさいんだよな
海外では空前の日本食ブームとも言われていますが不人気な食べ物もあるようでネットを検索するとこんな意見を見かけたりします。
その食べ物とは……そう、納豆ですね。
日本人でもかつては関西人は納豆が嫌いというのが定説でした近頃はけっこうスーパーでも売られているし売れているようだし嗜好が変わってきたのかな。
苦手な人の意見の中には匂いがダメという人が多いようですがあの匂いを逆手に取る食べ方もあるんですよ。
たとえば匂いが苦手な野菜と和える──なんてどうでしょう?
春菊は葉野菜の中では匂いが強い方で僕も子供の頃は苦手な野菜でした。
ところが、過日こんな食べ方をしたら、あら不思議。
納豆の匂いのほうが強いので春菊の匂いが気にならなくなったのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- 春菊:半束
- 納豆:1パック
- 蕎麦の返しまたは麺つゆ:大匙1
- ごま油:4g(小匙1)
- だしの素(昆布出汁)または昆布茶:小匙1/2杯
【作り方】
- 春菊を茹でるお湯(分量外)を沸かします。待っている間に春菊を茎と葉に切り分けます。納豆は添付のタレ、辛子を加えてよく練っておきます。
- 春菊の茎を2分茹でます。ラスト30秒になったら葉を投入して蓋をし蒸し茹でにします。これをザルに揚げて流水で急冷し、しっかり水気を絞りざく切りにします。
- 全部の材料を合わせてよく和えればできあがり。
【一口メモ】
- 春菊の香りが苦手という方はぜひお試しあれ。納豆の匂いのほうが強いので全然気になりません。そして春菊の苦味と納豆の苦味は意外に好相性。奥行きのある風味に仕上がっています。
- ちまちま箸でつまんで食べられるのでおつまみとしてもオススメですよ。
- 春菊の葉は茹ですぎるとエグみが出ます。生でも良いくらいですが茹でる場合は30秒以内。しゃぶしゃぶの要領で湯がくぐらいにしましょう。
- 辛いのが好きな方は辛子を追い足すのがオススメです。