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根菜の料理(和食)

山芋短冊のイカ明太和え

コロナの流行をターニングポイントにして「家呑み」だとか「おうち居酒屋」なんて言葉がクローズアップされてきたなぁとしみじみ感じます。

僕は居酒屋も居酒屋文化もこよなく愛していますし、絶対に廃れてほしくないと思っているのでちょくちょく店に顔を出すようにしていますがそれはそれとして新しい酒呑み文化として「おうち居酒屋」が発展するのは大歓迎です。

外呑みの良いところは家では味わえない料理を楽しめること、会社と家の往復だけの生活では絶対に知り合えない様々な業種の人達と知り合えること、何よりその人達と言葉をかわしながら汲む酒が旨いことなどが挙げられます。

一人で呑む酒はやっぱり味気ない。

顧みておうち居酒屋の良いところは何より経済的なこと。

酔いが回ってから家まで歩いて帰るめんどうがないこと(これ重要)。

料理の味を自分好みにカスタマイズできることなんかが挙げられます。

腕の良い店主なら常連の好みを覚えていて味を加減してくれることもあるかもしれませんが、料理を好みの味にピシャリと合わせるには自分で味見をするのにしくものはありません。

ただおうち居酒屋の面倒なところは肴を自分で用意しないと誰も作ってくれないことですね。

スーパーのお惣菜で済ませるのではすぐに飽きてしまいますし、何より「経済的」というメリットが消し飛んでしまいます。

とはいえ自分で作るとなると手間のかかるもの、ヒマのかかるものは億劫になってしまいます。

なので、この皿のように一瞬でできる肴のレパートリーを増やしておくことは充実した「おうち居酒屋」ライフにとって非常に重要なことだと思うのです。

【材料】(1人分) 

調理時間:3分-

  • 山芋:3cmの輪切り
  • イカの刺身:1/2杯
  • 明太子:半腹
  • 昆布だしの素:小匙1/2

【作り方】

  1. 山芋は皮を剥いて1cm角の短冊切りにします。イカは5mm幅の小口切りにします。いかそうめん風に細切りにしてもOK。明太子はよくほぐしておきます。すべての材料を合わせてよく和えればできあがり。

【一口メモ】

  • 明太子にしっかり味が付いているので調味料要らずの簡単酒肴です。海鮮と野菜という別次元の食材が同時に楽しめるお得な1品ですよ。
  • 包丁一本のみで火を使うこともないので調理時間は料理人の腕次第。最初は3分くらいかかると思いますが、ぜひ1分切りを目指して研鑽して下さい。
  • 市販品でイカ明太子なんておつまみも売られています。それと山芋を合わせれば一瞬でできてしまいますよ。
  • 風味の要は昆布だしです。全ての料理に言えることですが味は出汁で決まります。なので出汁が利いているのといないのでは大違い。もし市販品のイカ明太子を使う場合でもだしの素はぜひ加えてください。
  • このレシピは刺し身と野菜をコラボさせる小鉢料理のひとつのヒントと考えてください。トマト、きゅうり、オクラなど生食できる野菜と安売りの刺し身を合わせれば無限の組み合わせで肴ができると思います。

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