僕の母は旅行好きなのですが、ちょっと、というかだいぶ変わったスタイルの旅行をします。

たとえば、平家物語にハマっていた時、唐突に「壇ノ浦が見たい!」と思い立って下関まで行っちゃうとか。
と、ここまでなら行動力があるで済む話なのですが本当に壇ノ浦まで行って、壇ノ浦だけ見て帰ってきちゃうのです。
「なんか、美味しいものでも食べてきた?」
と訊いたら
「コンビニのおにぎり2個食べた」
という返事。

いや、山口県まで行ってそれはどうよ。
「どっか、他も見て回った」
と訊いたら
「いや、壇ノ浦を見るのが目的やからあそこを見て帰ってきただけ」
とか。
なんか業務で出張に行ってるみたい。

それは本当に旅行好きというのか(笑)
北海道新幹線ができた時も、「北海道新幹線に乗ってくる」と言って出かけて本当に新幹線に乗っただけで帰ってきたし。
「いや、札幌観光とかは?」
と訊いても
「新幹線に乗るのが目的やし」
と一言。

まあ、本人が良ければそれで良いのですが。
僕も旅行は好きですが、わりと母のスタイルとは真逆。
旅行に行くとひたすら街の中を歩き回ります。
観光ガイドやネットの情報も見ますが、それ以上に実際に歩いて面白そうな店など見つけて気まぐれに入っていくスタイルです。
そして何より行った先の名物を食べるのが楽しみ。

「地元の人なら珍しくもなくて見向きもしないんだろうなぁ」
なんて意地悪なことを考えながらそれでもいそいそと割り箸を割ります。
沖縄には行ったことがないのですが、もし行くとしたらさしずめソーキそばなんかはいの一番に食べている気がするな。
【材料】(1人分)
-調理時間:130分-
- 沖縄そばまたは細うどん:1束
- 豚スペアリブ:2個
- 蒲鉾:3切れ
- 紅生姜:適宜
- 刻みネギ:適宜
[スペアリブの下味パート]
- 濃口醤油:27g(大匙1.5)
- 酒:15g(大匙1)
- 砂糖:9g(大匙1)
[スープパート]
- 水:250g(250ml)
- かつおだしの素:水250ml分
- 麺つゆ:大匙1
- 鶏ガラスープの素:2g
【作り方】
- 豚スペアリブと[スペアリブの下味パート]をジップロックに合わせます。炊飯器にジップロックがひたひたになるくらいのお湯を張って保温モードにして2時間放置します。
- 1.のスペアリブから包丁を使って骨を切り離します(火が通って柔らかくなっているので簡単に取れます)。1.の[スペアリブの下味パート]をフライパンに入れて中火にかけます。煮詰まってとろみが付き始めたらスペアリブを加えて手早く絡ませて火を止めます。
- 2.の完了に合わせて麺をパッケージに記載のとおりに茹でます。並行して[スープパート]を小鍋に合わせてひと煮立ちさせます。
- 麺をザルに揚げて流水で〆、水切りをして丼に移します。[スープパート]をこれに注ぎ、スペアリブ、蒲鉾、紅生姜、刻みネギをトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- ちょっと塩気の強い鰹だしのスープが美味しい。具材も賑やかでなんかちょっと贅沢している気分になりますよ。
- スペアリブは高温で煮込むと硬くなるので時間に余裕があればぜひ炊飯器の保温モード(約70度)でじんわりと火を通してください。素晴らしく柔らかい肉が堪能できますよ。
- このレシピの段取りポイントはスペアリブの仕上がりに合わせてそれ以外の調理を済ませることです。時間は2時間以上かかりますが放置しておけばOKなので例えばその2時間でお出かけすることもできます。
- この種の麺料理の総称は沖縄そばと呼ばれますが特に豚のスペアリブ(琉球言葉でソーキと呼ばれます)を具材に使ったものはソーキそばと呼ばれます。

