ネットで高評価のレシピって必ずしも美味しいっていう軸だけで評価されているわけじゃない──ということには薄々気づいていました。
「短時間でできること」、「使う食材、調味料の種類が少ないこと」、「手間がかからないこと」など。
要は作るのが楽かどうかというのも重要な評価ポイントのようです。
その点、巷で噂のこのレシピは調味料はそこそこ使うけど10分以内でできること。
電子レンジにおまかせで手間がかからないことが大きく評価されたように思えます。
もちろん、作ってみれば美味しかったので「美味しいこと」というポイントは最低限クリアしているのですが。
ただ、料理好きな僕としてはいささか忸怩たるところはあって、この料理はきちんと調理すればもっと美味しくなると思います。
電子レンジの弱点は温度管理ができないところなのでそこは改善の余地があるでしょう。
けど、このブログの目的は僕の娘たちに料理を引き継ぐこと。
とても忙しい日にぱぱっと作れる料理を知っておくことは十分意義のあることだと思うので今回はオリジナルに沿ってレシピを書きます。
そのうち、「無限なす(改)」のレシピも書くかも。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- 茄子(中サイズ):2本
- ツナ缶:1本
- 白ごま:適宜
- かつお節:適宜
[調味料パート]
- 鶏ガラスープの素:小匙1
- ポン酢:6g(小匙1)
- ごま油:4g(小匙1)
- おろし生姜:2かけ分
- 塩:ひとつまみ
- 砂糖:ひとつまみ
【作り方】
- 茄子は下手を取って細切りにします。
- 耐熱性の容器に茄子、ツナ缶(油ごと)、[調味料パート]を合わせて手でわしわしとよく混ぜます。
- 2.にラップをして数カ所、串で穴を開け電子レンジの600ワットで4分30秒(500ワットなら5分)チンします。
- 3.のラップを外して(やけどに注意)よく混ぜ器に盛って白ごまとかつお節を振ればできあがり。
【一口メモ】
- 確かに名前に偽りなくヤミツキになる美味しさです。ごま油を吸った茄子とツナが良い相性。
- オリジナルのレシピではおろし生姜は入れていないのですが風味がさっぱりするのでおすすめです。
- 仕上げに振りかけるのは白ごま、かつお節以外にも細切りの大葉、茗荷、焼海苔、刻みネギなど薬味になるものをありったけ加えると風味が複雑になって楽しいですよ。
- おろし生姜の代わりにおろしにんにくを加えると風味が変わって楽しいです。その場合はポン酢をレンチン後に加えて香りを立たせるようにしてください。