お店で定食を頼むとお漬物の小皿が高確率で付いてきますよね。
ぱっと見て「ああ、あれだあれ」っていうくらい見慣れたお漬物なのによく考えると名前を知らないなんてことがよくあります。
さすがに沢庵、柴漬け、野沢菜漬け、高菜漬けくらいはわかるけど「なんか胡瓜の漬物、きゅうりのキューちゃんみたいなやつ」とか「あ、黄色くて甘い漬物。ええと材料なんだっけ」なんていい加減なことを考えながらさっさとランチを済ませてそのまま漬物のこと自体忘れちゃったりします。
漬物や料理に限らずそのもののことは知っているのによく考えると名前を知らない物品って案外あるんじゃないかな。
けど、名前を知らなくてもさほど困らないのでわざわざ調べたりせずほったらかしになっていたりするものです。
けど、一度気になりだすとなんだか居心地が悪くて名前を知りたくなるのも人情。
ただ、GOOGLE大先生に訊くにしても「なんか黄色い漬物」みたいな検索ワードでは名前にたどり着けるか甚だ心もとない。
ということで逆のアプローチ、いろいろな種類の漬物のレシピが載っているサイトを探して片っ端から作ってみることにしました。
さすがに自分で作ってそれのレシピまでこうやって書いておけば覚えるでしょう。
第一弾は大根の白さが眩しいべったら漬けです。
【材料】(4人分)
-調理時間:75分-
- 大根:100g
- 塩:1.5g(小匙1/4)
[漬け汁パート]
- 塩麹:12g
- 砂糖:6g
- 鷹の爪:半本
- だし昆布:2cm角(なければ昆布出汁の素小匙1/2または昆布茶小匙1/2)
【作り方】
- 大根は7mm厚のいちょう切りにします。これに塩を振ってよくまぶし冷蔵庫で15分漬け込みます。
- 1.をやっている間に[漬け汁パート]のだし昆布に料理バサミで細かくひだを入れます。[漬け汁パート]を合わせてよく混ぜこれをビニール袋に入れておきます。
- 1.を水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取り2.のビニール袋に加えてよく混ぜます。袋の空気を抜いて1時間漬け込めば出来上がり。
【一口メモ】
- けっこう甘めの味付けですが後から鷹の爪の辛さが利いてきます。口の中がさっぱりするので良い箸休めになりますよ。
- このレシピの段取りポイントは大根を塩漬けにしている間に漬け汁の準備を済ませてしまうこと。そうすれば調理の流れが途切れることなくスムースに進められます。
- 1時間ほどで食べられるクイックさが良いですね。「あ、お漬物を切らしてる」と、気付いて作り始めても夕飯に間に合います。
- 塩麹の手持ちがなければ[漬け汁パート]に塩を2gほど加えてください。