元々は「ソーキうどん」というネーミングを付けていたのですが誤解を招きそうなので改名しました。
沖縄の名物に沖縄そばという料理があります。
麺は小麦粉だけを使った中華麺に近いもの。
スープは豚肉の出汁オンリーか鰹出汁とのブレンド。
トッピングは豚肉バラ肉がメジャーという組み合わせ。
その中でも豚のスペアリブ(ソーキ)を使ったものはソーキそばと呼ばれます。
この料理ではとんかつ用のお肉をトッピングに使ったのでソーキと呼ぶのはちょっとおこがましいよなぁ。
連日、暑い日が続いている中、お盆休みには沖縄とか行きたいなぁなどとぼんやりと考えていて……
いや、今はまずいっしょと自制。せめて沖縄気分が味わいたくて在庫を調べると中華麺はないけどうどんはある。
スペアリブはないけどとんかつ用のお肉がある。これらを使って沖縄気分満点のランチを作ってみた次第です。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-(肉を低温調理する時間は含めていません)
- うどん(乾麺でもOK):1玉
- とんかつ用肉:1枚
- 刻みネギ:適宜
[豚肉の下味パート]
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 酒:10g(小匙2)
- 砂糖:6g(小匙2)
[スープパート]
- 鰹出汁:250g(250ml)
- 麺つゆ:だし汁250ml分
【作り方】
- とんかつ用肉と[豚肉の下味パート]をジップロックに合わせて空気を抜きます。炊飯器にこのジップロックを入れてひたひたのお湯(分量外)を注ぎます。保温モードのスイッチを入れて2時間放置します。 ※お湯は熱燗くらいの温かさにします。
- 1.が完了する頃にうどんを茹でます。並行して[スープパート]を合わせて温めておきます。
- 2.と並行してお肉を仕上げます。肉の漬け汁をフライパンに移して中火にかけます。煮詰まるのを待つ間に肉は1.5cm幅に切ります。漬け汁が煮詰まってとろみが付いてきたら肉を加えて手早く炒りつけて火を止めます。
- どんぶりにうどんと[スープパート]を合わせて3.のお肉をトッピングし刻みネギを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 低温でじっくり時間をかけて火を通しているのでお肉が素晴らしく柔らかいです。お肉は高温にかけると硬くなってしまうので工程3.の炒りつける作業は手早く済ませましょう。
- お肉の火入れに2時間ほど必要ですのでランチにこの料理が食べたい場合は朝ごはんを済ませたらすぐに炊飯器の仕込みをやっておくのが吉です。
- トンカツ用肉の代わりにスペアリブを使うと本格的なソーキそばになりますよ。この手順で火を通せばやっぱりすばらしく柔らかく仕上がります。
- その他のトッピングとしてはかまぼこや紅生姜などがメジャーです。手持ちがあれば追加してにぎやかな丼にしちゃいましょう。