誰しも好みの調味料というのはあるようで何にでも…… 醤油をかけちゃう人、ウスターソースをかけちゃう人、塩を振る人、トマトケチャップをかけちゃう人などなどいるようです。
大抵の料理は下味も付いているしそのままが美味しい気がするんですけどね。などと考えるのはいらぬお世話というものでしょう。
同じように何にでもマヨネーズをかけちゃう人、熱狂的なマヨネーズファン──マヨラーと呼ばれる人も一定数いるようです。
なのでニーズがあるのでしょう。いろいろな料理をマヨネーズ風味にして店で出していたり、それがまたけっこう人気メニューになっていたりという現象もあるようです。
ラーメンのジャンルにもその勢いは及んでいて『マヨネーズラーメン』というものが存在するらしい。
別にマヨラーでもなんでもない僕からすると、こってりにも程があるって思えちゃうんですけどね。
ま、ものは試し。どんなものか試しに作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 袋入りラーメン(醤油味):1袋
- ベーコンスライス:1枚
- サラダ油:少々
- 粗挽きブラックペッパー:少々
[付け合せパート]
- 小松菜:3株
- ごま油:4g(小匙1)
- 鶏ガラスープの素:小匙1/2
[調味料パート]
- すりごま:大匙1.5
- おろし生姜:ひとかけ分
- おろしにんにく:ひとかけ分
- マヨネーズ:12g(大匙1)
- 豆板醤:3g(小匙1/2)
【作り方】
- ラーメンを茹でるお湯を沸かします。
- 1.をやっている間に[付け合せパート]の小松菜を半分に切って耐熱皿に入れ残りの材料を加えてよくまぶします。ラップをかけて串で数箇所穴を開け電子レンジの600ワットで2分チンします。
- 2.と並行してフライパンに小口切りにしたベーコンとサラダ油を入れて弱火にかけ1.の湯が沸くまで焼いてカリカリにします。
- ラーメンを茹で始めます。待っている間に丼に[調味料パート]を入れておきます。ラーメンができたらスープを少量丼に入れて泡立て器でよく撹拌します。徐々にスープを加えつつ泡立て器で撹拌してスープを均一にしていきます。最後に麺を入れてベーコンと小松菜をトッピングし粗挽きブラックペッパーを振ればできあがり。
【一口メモ】
- 意外なことにマヨネーズ感は皆無。ただ、すりごまと相まって濃厚なコクが感じられるスープになりました。それでいてマイルド。オリジナルの醤油ラーメンの片鱗も感じさせない化けっぷりです。
- この胡麻風味のコクは担々麺に通じるものがあると思いました。豆板醤と花椒をもっと利かせて肉味噌を載せても良いかも知れない。
- このレシピの段取りポイントはお湯を沸かしてラーメンを茹でるまでの時間内でトッピングを仕上げること。手順をしっかり頭に入れて手早く仕上げてください。
- 応用編として中華スープの素に[調味料パート]を合わせると目先の代わった中華系スープができそうです。
- 今回は醤油味で試しましたが塩味だとまた様変わりしそう。ぜひいろいろ試してみてください。