毎年、木枯らしが吹く季節になるとスーパーにお鍋の素コーナーができていたりします。
あまり興味がないので「なんかいろいろな商品が並べてあるな」なんて思いつつスルーしていたのですが過日ふと思い立って改めて眺めたらずいぶんラインナップが充実しているのに驚きました。
味噌とんこつ、鶏白湯、キムチチゲ、あさりとホタテの旨塩鍋、焼きあごだし……
って、どんだけ鍋好きなんだよw
種類が豊富なこともさることながら近頃は鍋キューブといって一人分のスープが作れるおひとりさま鍋の素が売られているらしい。
時代だなぁ。
よし、今夜は一人鍋だ!
なんて衝動に駆られて思わず手が伸びそうになったのですがふと思ったのです。
なんかこのスープのラインナップってどこかで見たことあるぞ。
……。
そう、インスタントラーメンのスープとほぼ同じじゃん。
ま、鍋料理の〆に残ったスープでラーメンを戴くのは定番ですし相性が良いのは当然なのでしょう。
ならば逆も真なり。
インスタントラーメンのスープに具材を合わせて鍋にするというのもありなんじゃないかしらんと思い至ったのです(で、手を引っ込めて何も買わずに帰宅したw)。
ついでに別茹でしたラーメンも入れちゃって同時に〆の麺も戴いちゃうというのはどうよ。
こうして鍋と〆のラーメンを同時に食べるこんな料理を作っちゃいました。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- 袋入りラーメン(味噌味):1袋
- 生鮭:一切れ
- 野菜類:白菜、キャベツ、ほうれん草、春菊、人参など
- バター:6g(大匙1/2)
- 炒り胡麻:適宜
【作り方】
- 鮭は皮ごと一口大に切ります。野菜類も食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にラーメンの袋に記載された規定量の水を入れて強火にかけひと煮立ちさせます。これに添付の粉末スープを加えてさっと溶きます。更にに1.を加えて中火で10分煮こみます。
- 2.の工程終わりに合わせて別鍋で麺を茹でます。茹で上がったらざるに揚げて湯切りします。
- 丼に麺を入れて2.を注ぎバターをトッピングし、煎り胡麻を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 石狩鍋を楽しみつつ〆のラーメンも同時に啜れるなんだか横着な1杯になりました。とまれ日本のインスタントラーメンのスープの完成度は世界一。しっかり鍋気分を満喫できましたよ。
- ラーメンの味のおススメは味噌味なのですが醤油もけっこうイケます。
- お好みで七味を振るか豆板醤を加えてピリ辛にすれば更に体がポカポカ温まる鍋にアレンジできます。寒い夜はぜひお試しあれ。