だいぶ前ですが、ネットのニュースで「二十世紀最大の発明品にインスタントラーメンが選ばれた」というのを見かけました。
そうかなぁ、発明品といえばロケットとかコンピューターとかもっとすごいものがありそうだけどなぁという意見もあるのでしょうが僕は間違いなくそうだろうと思うのです。
コンパクトで大量に輸送できて、日持ちがして、お湯さえあれば3分で作れて、栄養価も高い。
飢餓から命を救うこの発明品はアナログだけどロケットやコンピューターよりずっとすごい発明だと思います。
ただ、多くの日本人は長らく飢餓と直面することがなく、周りにもっと美味しいものが溢れている暮らしをしているのでピンと来ないかもしれないですね。
そんな凄い発明品であるインスタントラーメンですが、そのまま食べるよりはいろいろアレンジした方がより美味しく、栄養価も高まります。
ということで、週末のお昼ごはんにこんなのを作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
[ラーメンパート]
- 袋入りインスタントラーメン(塩味):1食分
- 酢:20g
- すり胡麻:大匙1
- 豆板醤:3g
- 水:規定量-20g
[肉味噌パート]
- 豚ミンチ:50g
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 豆板醤:3g
- 生姜みじん切り:ひとかけ分
- にんにくみじん切り:ひとかけ分
- セロリの茎のみじん切り:3cm分
- 刻み葱:少々
- ごま油:少々
[野菜パート]
- 青梗菜:2枚
- 酒:5g(小匙1)
【作り方】
- 青梗菜は洗って耐熱皿に並べ酒を振ってラップをし(串で数か所穴を開けます)、レンジの強で2分チンします。
- [ラーメンパート]の袋入りラーメン以外を小鍋に合わせて沸かし始めます。
- 2.をやっている間に[肉味噌パート]の野菜類をみじん切りにします。フライパンに[肉味噌パート]を合わせて火にかける前によく和えます。これを中火にかけてしっかり焼き色が付くまで炒めます。
- 2.が沸騰したら普通にラーメンを作り添付のスープも加えます。
- 丼に4.を移し、肉味噌、青梗菜を盛り付ければできあがり。
【一口メモ】
- 今回はサッポロ一番塩ラーメンで作ってみたのですが、もはやあの塩ラーメンとは別物です。ピリッと辛くて酸味の利いたスープはきちんとしたお店で食べるような旨さ。これはすごい。
- 肉味噌は香ばしさが身上ですので、焦がさない程度にしっかり焼きましょう(炒めるというより焼くに近いです)。
- 冷蔵庫に青梗菜があったので使いましたがほうれん草や小松菜など他の青物でも美味しく楽しめると思います。