カニカマレタス

カニカマが生まれたのは昭和４０年代後半(１９７０年代前半)のようです。ただ、ややこしいことに似た時期に複数の業者で似た商品が売り出されたらしく、今でも「うちが元祖」と主張して譲らない業者が複数あるとか。

最初はたいして売れなかったらしいのですが、昭和５０年代に入ると知名度も上がり値段が安い手軽さもあって飛ぶように売れだしたとのこと。

何より、折からの日本食ブームの波に乗って欧米で爆発的に売れ出し、カニカマは国際的な人気食材の地位を不動のものにしました。今では英語の辞書にカニカマを指す言葉として「surimi」という単語が載っているくらいなんですよ(この単語は擂り身から来てるんでしょうね)。

食べ方はいろいろですが、寿司ネタやサラダのトッピング、サンドイッチの具材と言ったところがメジャーなようです。タイではカニカマの天ぷらなんてのも売られているらしい(ちょっと食べてみたいかも)。

カニカマを使ったお寿司の定番、カリフォルニアロールを作ったら少し残ったので定番のサラダにしてみました。

【材料】(2人分)　

－調理時間：３分－

[調味料パート]

無限系のサラダです。味付けはシンプルなのにクセになっていくらでも食べられる気がするから不思議。
コーンやナッツなどを加えても美味しいですよ。
ツナ缶と同じくカニカマは汎用性の高い食材です。海鮮丼に寿司といったおよそ刺し身を使う料理ならなんでも代替が利きます。逆に言うとこのサラダも本物の刺し身に置き換えることも可能。贅沢な一品になりますよ。