マルコポーロが中国から持ち帰り、それを食べた教皇が「おお、すばらしい(MaCaroni)」と言ったことからこの名が付いたという伝説がありますが、どうも俗説っぽいです。
マルコポーロが帰還するより前の文献に既にマカロニという単語が見られるらしいので。
マカロニは日本人にも馴染み深いパスタですが、日常の食卓では案外スパゲティほどお目にかかりません。
どうしてもサラダなどの付け合せのイメージが強くて主菜になり得ないと思われがちだからかな。
逆にお弁当のちょっとしたおかずにはスパゲティより向いてる気がするんですけどね。
ちなみに、本場イタリアのマカロニはスパゲティのように長い形状をしています。
茹でる時に適当に折って熱湯に放り込むらしい。
そういえば、1960年代くらいに輸入されていたイタリア製の西部劇映画は「マカロニ・ウエスタン」と呼ばれていましたが、これは和製英語で命名者がはっきりしています。
アメリカではこの種の映画を「スパゲティ・ウエスタン」と呼んでいたらしいのですが、淀川長治さんが「なんか弱そうなネーミング」と言って「マカロニ・ウエスタン」と呼び直したのが始まりだとか。
なんかどっちもどっちな気がするのですが……気のせいでしょうか?
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- マカロニ:50g
- ソーセージ:1本
- ピーマン:半個
- バター:6g(大匙1/2)
- 粉チーズ:適宜
[調味料パート]
- トマトケチャップ:30g
- コンソメの素(顆粒):少々
- ブラックペッパー:少々
- 牛乳:5g(小匙1)
【作り方】
- マカロニをパッケージに書かれている時間茹でます。
- 1.をやっている間にソーセージは薄い輪切りに、ピーマンは細切りにしてフライパンにバターと合わせ中火でソーセージに焼き色が付くまで炒めます。
- マカロニをザルに揚げて水気を切り2.のフライパンに[調味料パート]と一緒に加えて中火にかけます。調味料をからめながら水気がなくなるまで炒め、仕上げてに粉チーズを振ればできあがり。
【一口メモ】
- ちょっとジャンクな味付けですが結構くせになります。普通におかずとして出してもOKですが、お弁当の副菜にするといい感じかな。
- あれば、きのこ類(椎茸やしめじ)を一緒に炒めると味が深くなりますよ。
- お好みでタバスコを振ってピリ辛にするのもありかな。