友達が多い人と少ない人の違いは何か?
なんてお題の動画を過日視聴しました。
UP主の意見ではちょっとした知り合いに対しても「あ、A君? あいつは俺の友達。B君? うんうんあいつも友達」と友達のボーダーがやたら低い人が友達の多い人。
逆に「A君? いやあ彼はただの知り合い。まだ友達とはいえないよなぁ」と友達認定を躊躇いがちな人が友達の少ない人ということでした。
確かに友達かそうでないかの基準なんて客観的なものは何もなくてその人の主観で決まるだけですからこの意見は一面の真理ですよね。
どうも僕ら日本人は必要以上に自分を低く見積もるクセがあるようです。
「あなたは英語が喋れますか?」
と聞かれたら多くの日本人が
「いえ全然ダメです」
って答えそう。
けど外国人の中には「I can speak Japanese!」なんて言い放っといて「コンニチハ、サヨナラ」と得意気に唯一喋れる日本語を口にする人がいくらでもいます。
案外、そういう人が臆せず日本にやってきてそこで暮らすうちに本当に日本語が流ちょうになったりするんですけどね。
同じように
「あなたの得意料理は何ですか?」
と訊かれたら尻込みする人は多そう。
口ごもっちゃってるけど心の中で
「肉じゃがくらいなら普通に作れるけど。得意と言うほどじゃあ……」
なんて益体もないことを考えてたりして。
日本人ってすぐに「得意」=「人に誇れる」=「●●を極めた人」みたいに勝手にハードルをあげる気がするんですよね。
たぶん訊ねた人はそんな高みを想定していませんからw
普通に料理ができる人でもそうですから。
普段料理をしない人にとってこの質問は更にハードルが上がるでしょう。
「目玉焼き? 卵かけご飯? インスタントラーメン? いやいやいや、そんなのを料理だって言ったら絶対馬鹿にされる」
なんてパニックになっていたりして。
僕に言わせればそれらはどれも立派な料理ですしなんなら高みを目指せばいくらでも難易度が上がる奥深い皿だと思っています。
なんなら究極の目玉焼きとかいっぺん食べてみたいな。
まあそうやって自分のスキルを卑下するのはその人の勝手ですが特定の料理まで勝手に卑下するのはなんか僕的には納得がいかないな。
確かに料理には作る難易度はあります。
けど料理自体に上下はありません。
フランス料理のメインディッシュが上等でインスタントラーメンが下等なんてこともありませんし。
どちらかが高尚でどちらかが低俗なんてこともありません。
むしろたった3分で食べられるインスタントラーメンは作るのに時間がかかるフレンチより凄い!
なんて思ったりします。(それでもラーメンがフレンチより「偉い」とは思いませんが)
なのでこの料理みたいにトマトを切って調味料をまぶして完成! なんてサラダも立派な料理──たった4分で完成する凄い料理だと思います。
【材料】(1人分)
-調理時間:4分-
- トマト:1/4個
- 塩:ひとつまみ
- オリーブオイル:4g(小匙1)
- かつお節:ふたつまみ
- ポン酢醤油:7.5g(大匙1/2)
【作り方】
- トマトを1cm角の賽の目に切ります。これと塩、オリーブオイルを器に合わせてよく和えます。
- 1.の盛り付けを整えてかつお節を載せポン酢?油を回しがければできあがり。
【一口メモ】
- オリーブオイルとポン酢を合わせたドレッシングを使ったサラダです。ポン酢のさっぱりとした酸味が夏野菜をいっそう美味しくしてくれる一皿ですよ。
- ポン酢醤油って実はドレッシングとしても活躍できる万能調味料です。そのままでも良いですがオリーブオイルと合わせると洋風にごま油と合わせると和風や中華風にアレンジできますのでぜひ活用してみてください。
- トマトやキュウリのように生食できる野菜は時短料理に活用できる超便利なアイテムです。火を通す必要がありませんので切ってお好みの調味料と和えるだけ。一瞬で一皿増やすことができますので常備しておくと何かと重宝します。
- なんか野菜だけだとちょっと寂しいという方はツナやハム、ベーコンをごく少量加えてください(たくさん加えすぎると何の料理かわからなくなるのでご用心)。そういったアイテムがない場合でも主菜が例えば肉料理や魚料理でしたらほんの少しシェアして細かく切るかほぐすかしてプラスすると一段豪華なサラダに早変わりします。