とある夏の日、あんまりにも暑くって、お昼ごはんをまじめに考えるのも億劫で、ほとんど自動調理マシーン状態でお昼ごはんを作ってたらこんなもんができました。
というほどの料理です。
お料理をする上でのコツの一つだと思うのですが、「定番」を持っているとレシピを考える上で楽です。
たとえば、僕は中華風の炒めものをするとき、必ずネギ、生姜、にんにくのみじん切りを油と一緒に熱して香りを立たせてから食材を入れます。
このネギ、生姜、にんにくの三つの香味野菜が自分にとって中華炒めの定番になってるんですよね。
お肉をローストする際は、香辛料にお肉を漬け込む際にセロリの葉を必ず一緒に漬け込みます。
唐揚げを作る際には醤油と酒が1:1におろしにんにくというのが僕の定番です。
いろいろな調理法で定番を持っていると、できあがりの味もイメージし易いです(要するにいつもの味なので)。
必要となる調味料や香味野菜も定番化しますので冷蔵庫の中がすっきりして在庫管理がし易くなるというメリットもあります。
逆に定番を持っているときに気をつけないといけないのは、レシピを考える際に、その手順でホントに良いのか、もっと面白い味付けはないのかと考える癖をつけることだと思います。
定番は崩してこその定番で、崩せば崩すほど、組みなおせば組みなおすほど、新たな定番を手に入れることができるチャンスを呼び寄せることができるのです(あくまで、チャンスであって、ホントに新たな定番がゲットできるかは時の運^^;)。
【材料】(1人分)
-調理時間:★時間-
- 茄子:1本
- ししとう:7?8本
- 青ねぎ:10cmくらい
- 生姜:薄切り1?2枚
- にんにく:ひとかけ
- そうめん:1束
[調味料パート]
- 豆板醤:適宜
- 焼き肉のたれ:適宜
- [麺つゆパート]
- (市販の)麺つゆストレートタイプ:適宜→ダシ醤油(大匙2)でもOK
【作り方】
- 茄子は縦半分に切って、さらに5mm程度の薄切りにします。ししとうは、ヘタを切って、側面に1cmくらいの包丁目を入れます。青ネギ、生姜、にんにくはみじん切りにします。
- フライパンに油を入れて強火で熱し、豆板醤と1.の青ネギ、生姜、にんにくを入れます。並行して、そうめんを茹でる湯を沸かします。
- 2.のフライパンの香味野菜の香りが立ってきたら茄子を入れて、油を吸わせながらしんなりするまで炒めます。さらにししとうを入れて1?2分炒め、焼き肉のたれを回しがけて具材と絡ませればそうめんのトッピングの完成。
- そうめんを茹でて、氷水で締め、どんぶりに盛って麺つゆをかけます。その上に3.を盛り付ければできあがり。具材とよくかき混ぜて食べて下さい。
【一口メモ】
- 焼き肉のたれの種類によると思うのですが、中辛をつかったところ、あまり辛くなかったです(もっと豆板醤が効くかと思ったのですが)。でも、甘辛くておいしかったのでこのまま炒めものとして食べてもグッドです。
- そうめん+具材は最初、そうめんと具材の味がバラバラな気がして、NGかなと思ったのですが、さらに混ぜ合わせると、具材の味付けが麺つゆ代わりになり一風変わったそうめんとして結構楽しめました。
- このレシピのいいところは、手順が単純で、失敗のしようがないところかもです。