大晦日に似つかわしい思い出話をひとつ。もう10年以上前のこと……
南海電鉄『新今宮駅』構内。階段を下りた角のスペースをでんと取ってわりと大きな立ち食い蕎麦屋さんがありました(今もあるかな)。
前を通るとカツオ出汁の良い匂いがするのでずっと気を惹かれておりました。
年末に終結したプロジェクトのお客様が堺方面なのでよく前を通っていたのですが、ある時「今食べなければ一生食べることがないかも」と意を決して(また大げさな^^;)暖簾をくぐりました。
メニューがわりと豊富で目移りしたのですが、汁にとろみが付いていてあったかそうなのでチョイスしたのがこの蕎麦でした。
おいしかったなぁ。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 蕎麦:1玉
- 卵:1個
- 刻みネギ:適宜
- 片栗粉:9g
[出汁パート]
- だし汁:250cc
- 薄口醤油:9g(大匙1/2)
- 酒:15g(大匙1)
【作り方】
- 蕎麦はパッケージの指示に従い湯がいておきます。卵はよくほぐしておきます。片栗粉は少量の水(分量外)で溶いておきます。丼は熱湯で温めておきます。
- [出汁パート]を小鍋に入れて一煮立ちさせます。卵を3回くらいに分けて静かに流し入れます。 ※卵は色が変わって浮いてくるまでいじらないで下さい。
- 2.を沸騰させ水溶き片栗を流し入れて手早く混ぜます。丼に蕎麦を入れて出汁を注ぎ刻みネギを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 美味しいけど立ち食い蕎麦屋で食べたときほどの感動はないなぁ。やっぱり寒いところで立って食べるからひとしおなんですかねぇ。ベランダに出て寒風に晒されながら食べてみようかしらん^^;
- 味付けは塩かなと思ったのですがやはり醤油ベースの方が良さそうです。
- この蕎麦は余計な具材を入れない方がすっきりしてお薦めです。