2020年3月。 コロナ禍が深刻化してきて僕の食習慣に2つの変化が訪れました。
1つは数年続けてきたお弁当を作らなくなったこと。
特段の用がなければテレワークで就業するよう会社からお達しが出てランチは家で食べるようになったのでお弁当がいらなくなったのです。
もう1つの変化は金曜の夜にカレーを食べること。
テレワークの難点のひとつは曜日の感覚がなくなること。
なので、決まった曜日にカレーを食べることで曜日感覚を取り戻そうという作戦を思いついたのです。
これは海上自衛隊の習慣を真似たもので、何日も海上勤務が続く中、やはり曜日感覚を維持する意図があるそうです。
とはいえ毎回、毎回、肉と野菜を煮込んでカレールウを溶かすだけでは芸がない。
せっかくならいろいろなカレー料理を食べてみようとけっこう真面目に勉強しました。
それだけじゃなくてスーパーなどで買い物をしているとついついレトルトコーナーで変わったカレーがないか探すという変な癖も付きました。
過日、例によってレトルトコーナーを物色していて見かけたのが「レモンクリームチキンカレー」。
なんか美味しそう……けど、ちょっとお高い。
ということで、また成分表の中身だけ暗記して市販のルウで自作してしまったのでした^^;
【材料】(2人分)
-調理時間:7分-
- 鶏もも肉:1枚(約300g)
- 玉ねぎ:1/2個
- トマト缶(ダイスカット):1/2缶(約200g)
- サラダ油:12g(大匙1)
- バター:10g
- おろし生姜:ひとかけ分
- おろしにんにく:ひとかけ分
- 市販カレールウ:2粒
- 水:200g(カップ1)
- ココナッツミルク:100g
- レモン果汁:30g(大匙2)
- ご飯:適宜
【作り方】
- 鶏肉はひと口大に切ります。玉ねぎは千切りにしてビニール袋に入れ冷凍します。
- 鍋にサラダ油、バター、玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れて中火で10分しっかり飴色になるまで炒めます。玉ねぎは一旦皿に取ります。
- 2.の鍋に鶏肉を入れて焼き色が付くまで炒めます。更にトマトを加えて1分炒めます。
- 3.に玉ねぎを戻し水、ココナッツミルク、レモン果汁を加えてひと煮立ちさせます。カレールウを割り込んで10分弱火で煮込めばできあがり。
【一口メモ】
- レモンをしっかり利かせたので酸味が強いと言うよりはかなりすっぱいカレーになりました。けど、これはこれで面白い気がします。
- 鶏肉を海老にしても美味しいと思いますよ。なんとなくタイあたりにありそう。
- 手持ちがあればレーズンを散らしてください。甘みが酸味とコントラストを成して良いアクセントになると思います。
- 辛さはお好みでどうぞと思っていますが僕個人としては酸味に負けない辛口がおすすめです。