マグロやぶりは魚でありながら獣肉的な調理ができる食材です。
刺し身も美味しいし煮ても美味しいのですが焼き物や揚げ物にもできちゃうんですね。
2021年1月。年が明けておせちに飽きた頃、照り焼き用に買ったぶりが一切れ残っていて「これも照り焼きにするのでは芸がないよなぁ」と逡巡していた時に天啓のようにひらめいたのがこの料理でした。
なにげに50年以上生きてきてぶりの揚げ物は食べたことがないかも。
ということでさっそく作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- ぶり:2切れ
- 塩、ブラックペッパー:少々
- 薄力粉:適宜
- 溶き卵:1個分
- パン粉:適宜
- 揚げ油:適宜
- 付け合せ野菜:今回は貝割れ大根
[ソースパート]
- 中濃ソース:12g(小匙2)
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- わさび:チューブ2cm分
【作り方】
- 揚げ油を170度に温めます。
- 1.をやっている間にマグロに塩、ブラックペッパー、薄力粉をまぶし溶き卵をくぐらせます。これにパン粉を付けて再度溶き卵をくぐらせパン粉を2度付けします。 ※卵を2回くぐらせてパン粉を2度付けすることでしっかりした衣ができます。
- 2.を温めた揚げ油に投入し片面2分づつ揚げます。待っている間に[ソースパート]を合わせておきます。
- 揚げ上がったぶりカツを皿に盛り[ソースパート]をたっぷりかけて付け合せ野菜を添えればできあがり。
【一口メモ】
- 魚なので身は口の中でほぐれていきトンカツやチキンカツとはまた違った食感が楽しめます。わさびの利いたソースも楽しいですよ。
- トンカツのように切り分けて供しようとすると身がバラけてしまいますのでナイフとフォークを付けて食べる時に切るスタイルがオススメです。
- 身を一口大に切ってから揚げてソースに浸けながらフィレカツ的に食べるのも楽しいですよ。
- 魚の風味が出てしまうところは好みが分かれそう。苦手な方はクミンやカレー粉など香りの強いスパイスを下ごしらえでまぶしてください。