小学校の頃、夏休みの宿題で一番嫌いだったのが読書感想文でした。
誤解のないように断っておくと僕は当時から文章を書くのは苦でなく、枚数も5枚と言わず10枚でも20枚でも書くよという変な子供でしたので書くこと自体が嫌いだったわけではありません。
課題図書とやらを指定されて、これを読んで感想を書きなさいというスタイルが嫌いだったのです。
僕は天邪鬼な質で「これ面白いよ」と言われると途端に気持ちが萎えて読む気がしなくなるのですが、課題図書はその上をいっていて、「面白いよ」ではなく「ためになるよ」と言われている気がして読む前からげんなりしたものでした。
けどそんな課題図書の中でも思い出に残っているものもあって「マキオのひとり旅」も印象に残っている一冊です。
夏休みに親戚の家に出かけたマキオはその家の赤ちゃんの急病で、小さな従姉妹と2人きりで留守を守ることになるというようなお話でした(叔父さんはあいにく出張中)。
作中、従姉妹のチャキちゃんがお使いに行ってコンビーフを買ってきてしまうというエピソードがありました。
頼まれたものはビーフン。微妙に似ている(^^;ということで、焼きビーフンを作りました。って、どんだけ長い前振りだよ。
【材料】(2人分)
-調理時間:50分-
- ビーフン:2玉(130~150g)
- 豚肉(部位はあり合せで):80g
- シーフードミックス:50g
- キャベツ:数枚
- 玉ねぎ:1/4個
- 人参:1/3本
- しめじ:1/2パック
- ニラ:半束
- にんにく:ひとかけ
- 生姜:スライス1枚
- サラダ油:少々
[調味料パート]
- 豆板醤:3g(小匙1/2)
- オイスターソース:6g(小匙1)
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 酒:10g(小匙2)
- 塩、ブラックペッパー:少々
【作り方】
- 鍋に湯を沸かして火を止め、ビーフンを入れて戻します。 ※戻し時間は製品によってまちまちですのでパッケージの指示に従いましょう。
- 1.をやっている間に豚肉は2cm幅に切ります。人参、玉ねぎは細切りにします。キャベツはざく切りにします。しめじは小房に分けます。ニラは2cm程度の小口切りにします。にんにく、生姜はみじん切りにします。
- フライパンにサラダ油と野菜類を加えてしんなりするまで炒めます。これを一旦皿に取ります。
- 3.のフライパンにサラダ油少々を追い足しにんにく、生姜を入れて中火にかけます。香りが立ってきたら豚肉、シーフードミックスを加えて豚肉の色が変わるまで炒めます。
- 4.にビーフンを加えて炒め合わせ、[調味料パート]を加えて絡めます。これに3.の野菜類を戻して炒め合わせ、味を見て物足りなければ塩、ブラックペッパーで味を整えればできあがり。
【一口メモ】
- 一見焼きそば風に見えますが米から作られたビーフンはコシも粘りも強い。噛みじまりのある食感が楽しめます。
- ビーフンは中国発祥、アジア全域で食べられるお米から作った麺、いわゆるライスヌードルです。
- そしてビーフンって、日本では認知度がそれほど低いわけじゃないのに一般家庭で頻繁に食べられる麺じゃない印象。けど、一晩置いても切れない伸びないコシの強い麺は意外と汎用性が高くて重宝します。
- このビーフンは業務スーパーで買ったのだけど8食入り189円とめっちゃ安かったです。