揚げ物ってつくづく便利な調理法だよなぁと思います。
たいていの食材はとりあえず揚げてしまえば美味しく食べられます。多少古くなっていても^^;
反面、独り暮らしの人の自炊に関するアンケートでは「揚げ物をしない」又は「ほとんどしない」人がかなりのパーセンテージに上るらしいですね。
その理由は、「キッチンが汚れる」、「外食でありがちなので控える」、「火災が怖い」、「一人分は不経済」などなど、どれももっともな理由なのですが、それでも僕は単身赴任暮らしの頃から独り暮らしだからと言って揚げ物をしないのはもったいないな~ と思っちゃう派でした。
外食で出てくる揚げ物ってレパートリーが限られているのです、「鶏の唐揚げ」、「トンカツ」、「天麩羅」……
まずはこんなところではないでしょうか?
家でしか食べられない揚げ物を楽しむという食生活があってもいいよなあと思い、里芋でこんなのを作ってみました。
【材料】(1~2人分)
-調理時間:15分-
- 里芋:2個
- 揚げ油:適宜
- エリンギ:1本
- ごま油:少々
[あんかけパート]
- 水:100g(0.5カップ)
- 中華スープの素:2g
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- オイスターソース:3g(小匙1)
- 酒:5g(小匙1)
- 砂糖:4g
- 生姜:ひとかけ
- 刻みネギ:少々
- 水溶き片栗粉:6g(小匙2)+水少々
【作り方】
- 里芋は皮を剥き1cm厚の輪切りにし、電子レンジの強で1分チンしておきます。これを170度に温めた揚げ油で3分ほど素揚げします。
- エリンギは細切りにします。生姜は千切りにします。
- 小鍋にエリンギとごま油を入れて中火にかけしんなりするまで炒めます。
- 3.に[あんかけパート,の水溶き片栗粉以外を加えて一煮立ちさせ、これに水溶き片栗粉を2、3回に分けて加え都度よく混ぜては煮立たせます。
- 1.を深鉢に盛り付け4.をたっぷりかければできあがり。
【一口メモ】
- ちょっと甘めの味付けです。このレシピのベースは天津飯のあんの配合を使っています。
- 具材は里芋に限らず、じゃがいもやかぼちゃなどでも美味しく戴けます。更に大根やセロリなどを使うと個性が出て楽しいかも。但し、大根のように水気の多い食材は油が撥ねやすいので要注意です。