芋けんぴというのはどうやら高知県の銘菓だそうですね。
日本全国、どこのスーパーでも売っているのでなんとなく特定の地域の名産品ではないような気がしていました。
ちなみに鹿児島県に行くと形状がかりん糖に似ているからと芋かりんと呼ばれるようです。
2021年のおせち料理はスイーツ系にも力を入れようと思いましてこんな料理を作ってみました。
元々は牛蒡で作るデパ地下風料理だったのですがさつま芋を使うとまんま芋けんぴっぽいなぁ。
けどね、それなりに醤油を利かせているのでヴィジュアルに反しておせんべいに近い味なんですよ。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- さつまいも:100g
- 片栗粉:適宜
- 揚げ油:適宜
- 炒り胡麻(又はすり胡麻):適宜
[調味料パート]
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 酒:7g(大匙1/2)
- 砂糖:5g(大匙1/2)
- 酢:5g(小匙1)
【作り方】
- 揚げ油を180度に温めます。
- 1.を待っている間にさつま芋は皮付きのまま1cm厚の輪切りにし更に1cm角の拍子木に切ります。これに片栗粉をまぶしておきます。
- 揚げ油が温まったら2.を投入して4分揚げます。待っている間に[調味料パート]をフライパンに合わせておきます。2.が揚がったら油をよく切ってそのままフライパンに投入し中火で炒り付けます。
- 3.の水気がなくなってきたら火を弱めて炒り胡麻を加えてまんべんなくまぶせばできあがり。
【一口メモ】
- おせち料理用に作ったのでけっこう醤油辛い味付けにしました。おかずとしても楽しめて美味しいのですが芋けんぴのようなお菓子として楽しみたい場合は醤油の量を半分にしてください。
- 揚げ油が温まるのを待つ間にさつまいもの支度をする。さつま芋を揚げている間に調味料の準備をする。次の工程を先回りしてやっておくのがこのレシピの段取りのコツです。
- 胡麻はすりごまにすると更に香りが立ちます。その場合はお皿にすりごまを入れてここにフライパンからさつま芋を移してまぶしましょう。
- すりごまの代わりに青のりを使うと風味が変わってまた楽しいですよ。