僕は料理の味付けを基本的にさしすせそで済ませます。
「さ=砂糖、し=塩、す=酢、せ=せおゆ(醤油)、そ=味噌」ですね。
で、何度も痛い目を見ているのでできるだけ珍しい調味料やソース、ドレッシングのたぐいは買わないようにしています。
けど、たまに魔が差して買ってしまうことがあって、そうすると高確率でずっと冷蔵庫の中に居残っちゃうんですよね。
当然、場所ふさぎになりますし、日が経てば味も落ちます。
なので、意識してそれを使う料理を献立に混ぜて使い切る作戦を遂行しないといけなくなるという。
この料理に使うチリソースは比較的使い勝手が良いこともあって、そこまで気を配らなくても自然に消費される調味料なのですが、
過日、冷蔵庫に使いさしがあるのを忘れて新たに一本買っちゃったのです。
冷蔵庫にチリソースが2本──さすがにじゃま。
ということで思いつきでこんな料理を作って古い方を消費しちゃいました。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- サバ:2切れ
- 塩、ブラックペッパー:少々
- サラダ油:少々
- チリソース:大匙1
- 水:大匙1
【作り方】
- サバを重ならないようにザルに並べ熱湯(分量外)をかけて霜降りにします。 ※熱湯は直接シンクに流すとシンクを傷めますので(特に排水口)、必ずボウルなどに受けましょう。
- サバに軽く塩、ブラックペッパーを振ります。チリソースは水で伸ばしておきます。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ温まったらサバの皮目を下にして並べ両面焼き色が付くまで焼きます。
- 3.にチリソースを加え、両面に絡めながら焼いて水気がほぼなくなればできあがり。
【一口メモ】
- ほぼ、C○C○-D○を使ったようなお手軽料理です。けど、市販のチリソースは結構良くできているので誰が作っても美味しく出来ちゃいますよ。
- サバというとどうしても和食のイメージが強いですが、ソースを変えれば中華風にだってできちゃいます。
- サバに片栗粉をまぶして揚げ焼きしてからチリソースを絡めればより本格的な中華料理になります。
- 盛り付ける時は下に青梗菜かタアサイの炒め物を敷き詰めるのがお薦め。更に焼く時にセロリ、大葉などの香草を刻んでチリソースと和えておくと風味が複雑になってより本格的になります。