電子レンジは調理の時間を大幅に短縮してくれる魔法のような調理器具です。
今まで煮炊きに20分も30分もかかっていたものをたった数分に短縮してくれます。
ただ、難点は火加減ができないこと。
なので、登場したての頃は『料理を温め直すための器具であって調理に使うのはNG』と言われておりました。
ただ、時代が下って改良が重ねられ、いくつもの調理モードを備えたものが登場してくると事情が変わってきました。
やんわりと火を通すなんてことも近頃では当たり前にできちゃうんですね。
何より、コンロと違って前に立って見張っている必要がありませんのでレンチンしている間に他の用事が済ませられます。
なので、我が家でも日々のお弁当作りには大活躍の電子レンジくん。
こんな料理もパパッと作ってくれるのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- じゃがいも:1個
- 玉ねぎ:1/8個
- ささみ:1本
- 酒:10g(小匙2)
- にんにく:ひとかけ
- 塩、ブラックペッパー:少々
- サラダ油:適宜
- 刻み葱:適宜
[調味料パート]
- オイスターソース:9g(大匙1/2)
- 味醂:12g(小匙2)
- 濃口醤油:少々
【作り方】
- ジャガイモは皮を剥いて拍子木に切ります。玉ねぎは細切りにします。にんにくはみじん切りにします。
- ささみを耐熱皿に入れ酒と塩、ブラックペッパーを振りかけてラップをし串で何カ所か穴を開けます。これを電子レンジの中で2分チンします。これを粗くほぐします。
- ジャガイモを耐熱皿に入れて電子レンジの強(500w)で2分チンします。
- フライパンにサラダ油とにんにくを入れて中火にかけます。香りが立ってきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。
- 4.にじゃがいもとささみを煮汁ごと加えます。更に[調味料パート]を加えて絡めるように炒めます。汁気がほぼなくなればできあがり。盛り付けて刻み葱を散らします。
【一口メモ】
- 中華スープの素などを使わなくてもとりあえずにんにくを加えてオイスターソースを加えれば意外に中華っぽい味付けになります。一家に一本お薦めの調味料です。
- このレシピのポイントは2.と3.。電子レンジを使うことで食材に火を通す工程の時短を図っています。ささみなどのお肉はお酒を振って蒸しながら加熱すると柔らかく仕上がります。
- あと、ピーマンや人参、茸類を入れても楽しいと思います。人参を入れる場合は同じくレンチンしておきましょう。