春餅は、中華風のクレープみたいな料理です。北京ダックを巻くやつといえばわかり易いかもただ、何も北京ダックに限らず、お好みで何を巻いてもOKなわけで、たくさん焼いておいて、いろいろ具材を準備すれば、ちょっとしたパーティーなどでは大活躍請け合いです。(手巻き寿司とおんなじですね)
【材料】(10枚分)
-調理時間:50分-
[春餅パート]
- 強力粉:100g
- 薄力粉:50g
- 熱湯:120g
- ごま油:適宜
[具材パート]
- お肉や野菜を炒めたもの今回は塩豚スライス、しめじ、人参、薄焼き卵にしました。:適宜
【作り方】
- ボウルに強力粉と薄力粉を合わせ、熱湯を注ぎます。菜箸で水気と粉っぽさがなくなるまで混ぜ、一つにまとめて、打ち台に150回くらい叩きつけながら捏ねます。この生地をボウルに戻して、塗れ布巾をかけ、20分ほど休ませます。
- 1.の生地を10等分し、少し平らに伸ばして片面にゴマ油を塗り、油がついた面を内側にして2つの生地を重ねます。これを5組作ります。さらに、これを押さえつけて伸ばし、更に麺棒を使って直径18cm程度の円に伸ばします(※油で滑ってくっつきにくいので麺棒で伸ばすというよりは、押し付ける感じで薄く伸ばしていくと良いです。あと、いきなり麺棒を使うのではなく、ある程度手で伸ばしてから麺棒を使うと綺麗に伸びます)
- フライパンに油を敷いて、弱火にかけ、2.の生地を載せて両面焼きます。熱いうちに引きはがして2枚に分けます。以降、同じ手順で焼いていけばできあがり。お好みの具材を載せてくるくるっと巻いて食べて下さい。
【一口メモ】
- 同じような生地でも卵やバターや牛乳の入っているパンケーキに近いようなクレープとはずいぶん違いますね。お国柄が出ていて面白いなぁと思います。ちなみに、こちらは、「餅」という名前がついているだけあって、かなり弾力のある食感が本当にお餅っぽいです。
- 春の餅というネーミングが可愛らしいですよね。名前を観ているだけで、なんだか、うきうきした気分になれます。
- 別バリエーションに蓬(ヨモギ)の粉を加えた、ものもあるそうです。一度はその草餅バージョンも試してみたいなぁ。どこかに売ってないかしらん。