れんこんは縄文時代から食べられていたという説もありますが、本格的に栽培されるようになったのはうんと時代が下って明治以降、中国種が入ってきてからだそうです。れんこんを食用するのは日本と中国くらいらしいですが、ヨーロッパでは蓮の実を食べると幸福が訪れるという伝承があるのだとか。けど、根菜の中でも固めの食感は良いアクセントになるし、すりおろして餅にするとまた全然違う楽しみ方ができるし、もっと世界に広がっても良いのになと思うのですけどね。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- れんこん:5cmくらい
- サラダ油:少々
- 生姜:ひとかけ分
- 白ごま:適宜
[調味料パート]
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- オイスターソース:3g(小匙1/2)
- 砂糖:2g
- マヨネーズ:少々
- バルサミコ酢:少々
【作り方】
- れんこんは3mm厚にスライスし更に乱切りにします。生姜はすりおろします。
- フライパンにサラダ油と蓮根を入れて中火にかけ、2分ほど炒めます。
- 2.に[調味料パート]を加えて絡めるようにして炒め水気がほぼなくなったら生姜を加えてざっと和えればできあがり。器に盛って白ごまを振って頂きます。
【一口メモ】
- おおよそどんな炒めものでも生姜、にんにくとオイスターソースを加えるとなんとなく中華風に仕上がります。
- 味のポイントは隠し味のマヨネーズとバルサミコ酢。これを加えるとコクがぐんとあがります。きんぴらごぼうでも試してみてください。
- きんぴらは薬味的なものをトッピングすると風味が変わって楽しいです。このレシピでは胡麻を使っていますが刻みネギ、焼海苔、青のり、鰹節なんかを振っても楽しいですよ。
- 七味を振ればピリ辛味が楽しめます。