ボロネーゼ、ジェノベーゼなど地名の付くイタリア料理はたくさんあります。
大概はその土地の名産品を使っているのが特徴で日本でいえば「明太子が入ってるから九州風」とか「納豆が入っているから茨城風」とか言ってる感じですかね。

じゃあ、シチリア風ってどんな料理?
と思ってネットでググルとこれがまた千差万別。
いろんな意見があるみたいです。
その最大公約数を取るとこんな感じかな。

トマトが入ってる。
以上……
おぃぃ!!
いやホント間違いなく入っているのってこれくらいなんですよね。
ま、この発想なら全ての人から「そんなのシチリア風じゃない」と言われることはあっても、誰かが頷く端から別の方が首を振るなんてことはないと思うので公平かなと思いました^^;
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 鶏胸肉:100g
- クレイジーソルト:少々
- ブラックペッパー:少々
- 薄力粉:少々
- オリーブオイル:少々
- ドライバジル:少々
[ソースパート]
- トマト:1/2個
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- にんにく:ひとかけ
- 鷹の爪:半本
- オレガノ:少々
- コンソメの素(顆粒):2g
- レモン果汁:5g(小匙1)
【作り方】
- 胸肉はちょっと厚めのそぎ切りにして、クレイジーソルト、ブラックペッパーを塗します。これに薄く薄力粉をはたいてソースを作っている間休ませます。
- [ソースパート]のにんにくは微塵切りにします。鷹の爪は小口切りにします。
- [ソースパート]のオリーブオイルと2.をフライパンに入れて弱火にかけ焦がさないように香りが立つまで炒めます。
- 3.に[ソースパート]の残りを加えて中火で5分煮込みます。
- ソースを煮込み始めたら別のフライパンにオリーブオイル少々と胸肉をを入れて中火にかけ両面こんがりと焼きます。
- 5.をお皿に盛り付け4.のソースをかけ、ドライバジルを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 酸味が利いたソースが美味しい。お肉自体は薄味にしてあるのでソースをたっぷり載せて口に入れて下さい。
- レモン果汁を加えたのは単に「シチリアといえばレモン」という自分の先入観のなせるわざです^^;
- 鶏肉の代りに白身魚でもイケます。どちらかというと淡白な食材と合うと思います。
- 変わったところでは和蕎麦をざるにしてこのソースをかけると合いそうな気がします。美味しんぼにそんなネタがありましたね。その場合はできればそば粉の多い十割蕎麦がお薦め。

