関西でも鱈は見かけましたがスーパーなどでは切り身で売っているのが普通でした。
ところが、単身赴任していた関東では「すきみ鱈」というのをわりとどこのスーパーでも見かけました。
要は骨からすいた身の形で売られていて如何にもバター焼きにしたら美味しそうという形状をしているのです(写真参照)。
一日一日、春の足音が聞こえてくる季節。
冬の名残を惜しんで格安の鱈でちょっと贅沢な洋食を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:60分-
- 鱈すき身:150~200g
- バター:12g(大匙1)
- 強力粉:適宜
- 塩(できればクレイジーソルト):少々
- ホワイトペッパー:少々
- 白ワイン:15g(大匙1)
- パセリ:適宜
- アメリケーヌソース:適宜
【作り方】
- アメリケーヌソースを作ります。海老の殻と野菜から煮出して裏ごしをしないといけないので結構めんど臭いのですが頑張って下さい。
- 鱈に軽く塩、胡椒して強力粉を薄くまぶします。
- フライパンにバターを入れて強火にかけ融け切ったら鱈を入れて軽く焦げ目が付くまで両面焼きます。
- 3.に白ワインを振って蓋をし、弱火で3分ほど蒸し焼きにします。
- 皿にアメリケーヌソースを張り、鱈をその上に載せて刻んだパセリを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- アメリケーヌソースは海老の濃厚な味がするトマト系のソースですが淡白な鱈とよく合います。食べる時はスプーンでソースごと掬って口に入れて下さい。
- このスタイルの料理は白身魚全般で応用が利きます。有名どころで舌平目のムニエルもこのソースで食べると目先が変わって楽しいかも。
- これからのシーズンなら浅蜊をこのソースで蒸し煮にするのもありですね。
- 逆にアメリケーヌソースなしでも塩を少し強めに聞かせれば十分美味しいです。そうすると10分くらいでできちゃうのでかなりお手軽ですね。