誰しも自分の固定観念を破るというのはなかなか難しいもので、多くの日本人にとって大根=「煮物」という連想が働き、醤油辛い味付けのイメージが湧いてこないでしょうか。
あるいは漬物か刺身のツマ。いずれにせよ和食オンリーの食材と思い込んじゃってるフシがあります。
けどね、大根って意外と洋食にも使えるのです。この料理のように洋風の食材や調味料と一緒に炒め焼きにしても結構イケるんですよ。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 大根:2~3cmの輪切り
- ベーコン:30g
- 酒:10g(小匙2)
- オリーブオイル:少々
- 粒マスタード:適宜
- 濃口醤油:4g(小匙2/3)
【作り方】
- 大根はかつらに剥いて1cm角の拍子木に切ります。ベーコンは5mmの小口切りにします。
- フライパンにベーコンとオリーブオイルを入れて中火にかけかりかりになるまで炒めます。これに大根を加えて酒を振り、蓋をして火を弱めの中火にして5分蒸し焼きにします。
- 蓋を開けて濃口醤油、マスタードを加え中火でざっと和えながら水気がなくなるまで炒めればできあがり。
【一口メモ】
- 煮物大根独特の風味は薄くてすんなりと洋風の味付けになっています。これなら大根が苦手な子供さんでも喜んで食べるんじゃないかな。
- ポイントは酒蒸しで大根を柔らかくすること。酒の代わりに白ワインを使ってもOKです。
- 仕上げに入れる醤油は香り付けの意味もあります。洋風の料理なので軽くブランデーやウィスキーを振っても面白いですよ。