ポトフと聞くと「すわ、フランス料理かっ!」と身構えてしまいますが、要はフランス流のおでんです。
なので具材はなんでもありです。
「じゃあ、みたらし団子やバナナなんかもありか?」なんて小学生みたいなことを考えたあなた、それは闇鍋という別の料理です。
とまあ具材はなんでもありとは言いながら、明らかに相性の良くない食材は使わないという暗黙の常識はもちろんあります。
一般にはお肉(メジャーなのは牛肉)と人参、玉ねぎ、セロリなどの野菜をお鍋でじっくり煮込みます。
冷蔵庫にじゃがいもとベーコンがあったのでスープの素の力を借りてお手軽版ポトフを作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分(バスタオルにくるんで煮込む時間は含めていません)-
- じゃがいも:2個
- ベーコンスライス:2枚
- ありあわせの野菜類:玉ねぎ、人参、セロリなど
- バター:12g(大匙1)
[煮込みパート]
- 水:200g(1カップ)
- コンソメの素(顆粒):4g
- マスタード:小匙1
- あらびきブラックペッパー:少々
[その他パート]
- 厚手のバスタオル:3枚
【作り方】
- じゃがいもは皮を剥いて一口大に切ります。ベーコンは小口切りにします。ありあわせの野菜も食べ易い大きさに切ります。
- 小鍋にバターを入れて中火にかけほぼ融けたらベーコンを加えて炒めます。カリカリになってきたら野菜類を入れて2分炒めます。
- 2.に[煮込みパート]を加えてひと煮立ちさせます。火を止めて手早く[その他パート]でくるみ、1時間放置すればできあがり。
【一口メモ】
- 結構良いお味です。1時間煮込んだ甲斐あって、肉と野菜の旨味が良く出ている気がします。
- 僕は洋風のスープの素はキューブではなく顆粒を使っています。キューブは300mlの水に対して1個というのが一般的で100mlとか200mlといった分量の水に合わせづらいのです。
- とはいえ、本格派を目指すならスープの素に頼らず良い塩を使ってください。本物の肉や野菜の旨味はインスタントスープの遥か上をいくグレードに仕上げてくれます。