フライドポテトは高カロリーのジャンクフードというイメージがありがちです。
やっぱり揚げ物だからとかハンバーガーとセットで食べるものだからなんてのが先入観になっているのかな。
けど実はフライドポテト100グラムのカロリーは76kカロリー。
同量のご飯の1/2、パンの1/3とめっちゃ低カロリーなんですよね。
てか、パンのカロリー高すぎ。
世界で初めてフライドポテトが食べられたのはベルギーだそうで1680年のめっちゃ寒い冬のこと。
川が凍って魚が獲れなくなったのでジャガイモを小魚のように細長く切って揚げたもので飢えをしのいだのが始まりと言われています。
年代がピンとこないですが関ケ原の合戦が1600年丁度なのでそれから80年後。
江戸時代が始まってだいぶ安定してきた頃と考えるとイメージが湧きやすいかな。
グローバルな歴史はさておき日本でフライドポテトが食べられ始めたのは1970年代。
それを聞いたらだいたい察しが付くと思いますがハンバーガーショップのサイドメニューとして登場したのが最初みたいです。
爾来、根強い人気があってハンバーガーショップに限らずケンタッキーなどでもレギュラーメニュになっていますし未だにどこのファストフード店のが一番美味しいか熱い議論が交わされています。
僕もわりと好きでなんとか家でも作れないかと何度もトライしているのですがどうもうまくいかない。
あのカリッとした食感にならずべしゃっとした仕上がりになっちゃうんですよね。
水に晒して表面のでんぷんを抜く。
二度揚げする。
などなどネットに氾濫する情報もだいぶ仕入れました。
で、過日、「少量の油で揚げ焼きにする」という手法をを見つけたので懲りずにトライ。
けっこう良い感じにできたと思うので作り方をメモしておきます。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- じゃがいも(小):2個
- 片栗粉:6g(小匙2)
- 揚げ油:48g(大匙4)
[シーズニングパート]
- 塩:1g(小匙1/6)
- 粉山椒:2振り
- 味の素:2振り
【作り方】
- じゃがいもは皮を剥いて細切りにし、水(分量外)に10分晒します。キッチンペーパーで水気をふき取り片栗粉を薄くまぶします。
- 1.の工程終了2分前になったら揚げ油をフライパンに入れ中火で温めます。これに1.のジャガイモを入れ時々返しながら3分揚げ焼きにします。並行してボウルに[シーズニングパート]を合わせてよく混ぜスタンバイさせておきます。
- 2.のじゃがいもをかす揚げで掬ってきっちり油を切って[シーズニングパート]のボウルに投入します。泡立て器を使ってよくかき混ぜて[シーズニングパート]をまぶせばできあがり。
【一口メモ】
- けっこう表面がカリッと仕上がりました。食感はマクドナルドのフライドポテトに似ているかな。[シーズニングパート]も良い感じ。
- このレシピの[シーズニングパート]は元々、鰻の骨を揚げたおつまみ用にブレンドしたものです。揚げ物全般の味付けによく合いますのでおススメですよ。
- このレシピでは皮を剥いていますが皮付きのやつも香ばしくて美味しいです。
- フライドポテトのじゃがいもの切り方は少し太めのスティック状のストレートカット、細目のシューストリング、皮付きで三角形のウェッジカットなどいろいろあります。それぞれ食感が変わってくるのでいろいろ試しみてください。