カツの歴史は明治まで遡るようですが庶民の間で本格的にブームになったのは昭和7年頃からだそうです。
最初に生まれたのは言わずとしれたトンカツですが食べごたえのある分厚い肉はさぞ魅力的だったことでしょう。
その後、牛や鶏、魚など様々な揚げだねが同じ手法でカツとして登場しました。
洋食の文化が浸透するにつれて紙カツやミルフィーユカツなんて変わり種のカツも登場しました。
近年は健康志向が高まるにつれカロリーの高い豚肉より低カロリーの魚や鶏肉が注目されて来ている気がします。
お値段的にもこちらのほうが安いですしね。
【材料】(2人分)
-調理時間:15分-
- ささみ:4本
- キャベツ:数枚
- 塩、ブラックペッパー:適宜
- マヨネーズ(少量の水で溶いておく):8g(小匙2)
- パン粉:適宜
- 粉チーズ:適宜
- 揚げ油:48g(大匙4)
【作り方】
- 揚げ油をフライパンに入れて170度に温めます。
- 1.をやっている間にパン粉と粉チーズをバットに合わせてよく混ぜます。ささみの筋を取って観音に開き、塩、ブラックペッパー→少量の水で溶いたマヨネーズ→パン粉の純にまぶします。
- 揚げ油が温まったら2.を投じて片面2分ずつ両面揚げ焼きにします。 ※油の温度が下がってしまうので一度に揚げるのは2本程度にしましょう。
- 3.をやっている間にキャベツを千切りにします。揚げ上がったささみカツを皿に盛ってキャベツを添えればできあがり。
【一口メモ】
- 肉が淡白なのであっさりしていて重いものが苦手な人、胃が疲れている人にも喜ばれそうです。ソースをかけても良いのですがそのままでも結構味がついていて美味しいですよ。
- このレシピの段取りポイントは揚げ油を温めている時間内(2分程度)にカツの下ごしらえをする。カツを揚げている間(8分程度)にキャベツを切るといった風に作業を多重化すること。およそ15分程度で食卓に料理を出せると思います。
- 同じ要領で白身魚のフライも作れます。揚げ焼きにしているのでカロリーも低め。生活習慣病が気になっている人にもオススメです。