子供の頃に見た絵本だったか、アニメーションだったか、厚着をしたおじさんが真冬に氷の張った池の真ん中まで歩いて行って魚を釣る光景が記憶に残っています。
確かのこぎりか何かで氷に丸い穴を開けてそこから糸を垂れて魚を釣るのです。
随分後になるまで、これはその絵本だかアニメだかの中だけのお話で現実にそんな釣りの技法はないのだと思い込んでいました。
が、あったんですねぇ。
氷の下の魚と書いてコマイと読むのですが、鱈の一種で日本では北海道で獲れます。
この魚はその名の通り海面の氷に穴を開けて釣るのだそうです。
本州では干物として売られていることがほとんどで、軽く炙ると格好の酒肴になります。
ということで、レシピとは言えないような簡単メニューですが、氷下魚をご紹介します。
【材料】(4人分)
-調理時間:5分-
- 氷下魚:8尾
- マヨネーズ:適宜
- 七味:適宜
- 醤油:数滴
【作り方】
- 氷下魚を魚焼のグリルで3~5分軽く焦げるまで炙ればできあがり。お好みでマヨネーズ、七味、醤油などを付けて戴きます。
【一口メモ】
- 氷下魚(コマイ)は鱈の仲間で日本では北海道で獲れます。名前の通り海面の氷に穴を開けて釣る魚だそうです。レシピとも言えないレシピですがそんなお魚の紹介ということで^^
- ちょっと硬いのですが適度に塩気があって美味しいです。匂いに癖があるので好き嫌いが分かれるかもしれませんが僕は好きな方ですね。
- 付ける調味料は概ねエイヒレと同じですが、付けなくても結構味がするので僕はそのまま食べる派です。
- 硬いのは苦手という方、歯が丈夫でない方は一晩水に浸けてそのまま沸騰させてから焼くとかなり食べ易くなります。