僕が小学校の頃、母上がどこからか仕入れて来たらしい手抜き料理が食卓に上りました。まず、取りい出しましたるはこんな缶詰。
かつおフレークだった気もしますがとにかくお魚のフレーク缶。
で、これを開缶。当時はパッ缶なんてなかったので缶切りで開けてたと思います(ちなみに、パッ缶の正式名称は『イージーオープンエンドのステイオンタブ式』と申します)。
で、お茶碗にご飯を盛り付け缶詰の中身をどばどばと載せる。しかる後、がしがし混ぜればできあがり。
今思うと、ドッグフードやキャットフードを缶詰から皿に移して「はい、ごはんですよ」と出される光景に酷似していて、そこはかとなく屈辱的な気もするのですが、いかんせんこれが旨すぎた。
なので、単純な僕は大喜びで食べ、それからちょくちょくこの料理は我が家の昼食に登場することと相成りました。
レシピとして紹介するのにちょっと抵抗はあったけど、僕にとってはソウルフードとも言うべき一品なので記録に残しておきます。
【材料】(1人分)
-調理時間:1分-
- ご飯:1膳分
- マグロのフレーク缶:1/3個分
【作り方】
- ご飯をお茶碗に盛り、お魚フレーク缶の中身をたっぷり載せます。こんな感じ。
【一口メモ】
- これさえあれば、おかずは何もいらない究極の完全食だと思っています。小学校の頃から好きだったけど久しぶりに食べたらやっぱり美味しかった。
- 今回はマグロのフレーク缶でしたが小学校の頃に食べたのはカツオだった気もするんですよね。でも、記憶が曖昧。
- 鮭のフレークでも美味しく戴けます。コンビニ的にマヨネーズをプラスしても良いかも。
- 邪道な気もするのですが刻み生姜や刻み葱などを加えると風味がアップルすると思います。