いわしは年中出回っているイメージのある魚ですがそれでも旬があります。 いわしの旬は夏から秋にかけて。
まるまると太った旨そうな身が魚屋さんに並びます。
いわしは夏に向かって北上し秋に南に戻ってくるのですが特に秋口の戻りいわしが脂がのって美味しいと言われます。
で、とある夏の日。スーパーの鮮魚コーナーで太ったいわしを発見。
しかも半額札が付いて3尾で128円!
これは買うしかないでしょう。
生姜煮にしようかと思っていたのですがお惣菜然とした料理より、もっとごちそうっぽいものが食べたくなって甘露煮を作りました。
【材料】(2人分)
-調理時間:45分-
- 真いわし:2尾
- 生姜スライス:2、3枚
[煮汁パート]
- 水:200ml(1カップ)
- 濃口醤油:27g(大匙1.5)
- 砂糖:15g
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 酒:7g(大匙1/2)
【作り方】
- 真いわしは頭を落としワタを取ってきれいに洗います。生姜は細切りにします。
- 圧力鍋に1.と[煮汁パート]を合わせて加圧し20分煮込みます。火を止めて10分そのまま置き減圧します。
- 2.を中火にかけ煮汁を回しがけながら水気がほぼなくなるまで煮詰めればできあがり。
【一口メモ】
- 甘辛い佃煮風の味付けでごちそう感があります。お好みで山椒を振っても美味しいです。
- 圧力鍋を使うと骨まで柔らかくなるので全部食べられますよ。
- 圧力鍋を使うことで調理時間がぐっと短縮できます。けど、身がちょっとぼそぼそになるのが残念な感じ。時間に余裕がある場合はじっくり煮込む方がオススメです。
- 圧力鍋を使わない場合は[煮汁パート]の水を100mlにしていわし、生姜、[煮汁パート]をジップロックに入れます。これを熱湯を張った炊飯器に入れ保温モードで3時間煮込んでください。ヨーグルトメーカーなどの低温調理器があれば68度で3時間煮てください。あとは鍋に移して工程3.の手順で煮詰めればできあがり。