少年ジャンプに連載されていた「Dr.Stone」にちょっとハマっています。
……、ちょっと?
いやいやいや、めっちゃドハマりしています。
ある日、謎の光線が地球全土に降り注いで全人類は石化。
それから3700年後に石化が解けた主人公が目覚めるところから物語は始まります。
人類が築き上げた文明はとっくに消失して見渡せば石ばかりの世界。
そこから彼は一歩ずつ科学の知識を駆使して文明を取り戻していくというストーリーです。
作中ではゼロから抗生物質や携帯電話やGPSなどを作り上げていくエピソードが出てくるのですがそれを作り上げていく過程にごまかしが全くなくガチの科学知識で地道に進んでいくところが本作の魅力です。
もちろん主人公一人でその偉業を遂げたわけではなく石化を逃れた人類の末裔との出会いや石化から復活させた人たちを仲間にしながら集落を作っていくのですがある程度人数が増えたところで大きな壁にぶつかります。
それは──食糧問題。
狩猟中心の生活では食料供給が不安定で常に飢餓と背中合わせ。
これ以上、石化を解いて人を増やしたらヤバいことになる。
というわけで、いよいよ農耕を復活させなければいけないという展開になっていきます。
すっかり忘れていましたけど僕らが今、飢えから遠ざかっていられるのは農業による食料の安定供給のおかげなんですよね。
というか、飢えから遠ざかるために僕らのご先祖は農業を発展させてきたんだなぁと改めて思い至りました。
せっかく収穫してもすぐに傷んでダメになってしまっては意味がない。
そこで特に長期保存が利く米や麦が主食に選ばれて広く栽培されてきたなんて情報も紹介されていました。
食料の保存問題と来れば次のステップは「空気の遮断」です。
作中でも瓶詰を作っていましたが僕らの歴史の中では重くて割れやすい瓶詰の発展形として缶詰が考案されました。
元々はナポレオンの時代に軍用食として考案された缶詰ですがそれから200年後の21世紀には思いもよらない進化を遂げました。
とりあえず空腹を満たせば味は二の次なんて思われていたアイテムがこんなに美味しくなるなんて──かのナポレオンも想像しなかったでしょう。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- いわしの水煮缶:1缶
- 大根おろし:1cmの輪切り分
- 刻み葱:少々
- おろし生姜:ひとかけ分
【作り方】
- いわしの水煮缶の煮汁、大根おろし、おろし生姜を小鍋に合わせてひと煮立ちさせます。これにいわしの水煮を加えて再度ひと煮立ちさせて火を止めます。器に盛って刻み葱を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 日本の惣菜缶の完成度を再認識できる旨さです。調理のクイックさも嬉しい。調理済みの魚を詰めた缶詰ならではのありがたみですね。
- 鍋を使うのすら面倒という方は器に全部の材料を合わせてレンチンするという技も使えます(500ワットで2分くらい)。ただ、火力がちょっと強すぎて煮崩れするおそれがあるのでできれば小鍋で温めましょう。
- サンマやサバの缶詰を使っても美味しくできますよ。