物事の由来に関していかにももっともらしい諸説というのは案外あるものらしいです。
たとえば、「ぐっすり」という言葉は「goodsleep」から来たとか。
江戸時代の文献にもぐっすりという言葉はあるらしいので英語由来というこの説はハズレです。
けど、それを知らなければ思わずうなずいてしまいそう。
赤と緑がクリスマスカラーというのはコカコーラの販売戦略だったというのも、コカコーラ発売以前からそのカラーリングはあったらしいのでハズレ。
その頃の写真はもちろんモノクロなのですが、解析の結果、赤と緑があしらわれていたことが判明(わざわざ調べた人がいたんだ)。
だったら最初は誰だよう?
というのは気になるところですが、今となっては赤と緑の取り合わせを目にすると条件反射的に「あ、クリスマス」と思っちゃいます。
たとえば、この料理みたいに。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 鱈切り身:2切れ
- ブロッコリー:1/4株
- プチトマト:数個
- 薄力粉:適宜
- バター:10g
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- (お好みで)ブラックペッパー:少々
[ソースパート]
- 白ワイン:15g(大匙1)
- オリーブオイル:13g
【作り方】
- 鱈はキッチンペーパーで水気を切り薄力粉を薄くまぶします。ブロッコリーは小房に切り分けます。プチトマトはヘタを取っておきます。バターは小さな角切りにしておきます。[ソースパート]は合わせてよく混ぜておきます。
- グラタン皿に1.の野菜類を敷き詰め鱈を載せて随所にバターを置きます。これに[ソースパート]を回しがけ、ラップをして電子レンジの600ワットで5分チンします。
- 2.をレンジから取り出し鱈の身を崩さないように気をつけながら軽くブロッコリーと混ぜます。濃口醤油を回しがけ、そのままラップをせずに電子レンジの600ワットで2分チンします。
- 3.に鍋の蓋などを載せて1分蒸らせばできあがり。お好みでブラックペッパーを振ります。
【一口メモ】
- バター醤油の風味がすごい。ぶわっと鼻をくすぐって食欲が沸き立ちます。味はシンプルなのですが、ワインとオリーブオイルのソースが爽やかさを演出していて軽やかな仕上がりになっています。
- 見た目はクリスマスカラーのご馳走仕様。そのくせ、電子レンジにお任せの調理手順ですので他の料理を作る片手間に作れます。クリスマスにもう一品欲しいときにぜひどうぞ。
- 鱈の代わりにサーモンでやっても美味しいと思いますよ。その際は赤が勝つので少しブロッコリーを多めで。