「わたし、おなます嫌い」というのは高畑勲監督の「おもひでぽろぽろ」に出てくる主人公の少女時代のセリフです。
で、彼女は給食に出たなますを食パンに挟んで持って帰ってきてお母さんに叱られたりします。
誰しも子供時代には嫌いなもののの一つや二つや三つや四つあるものですよね(って、多くないか?)。
しかし、なますに「お」を付ける人というのを僕はあの映画で初めて見たぞ。
うん。
関東では一般的なのかな?
かくいう僕も子供の頃、なますって変な味の料理だなぁとか思っていました。
年がいくと嗜好は変わるもので今ではどちらかというと好物の一つになってる気がします。
【材料】(1人分)
-調理時間:20分-
- 大根:1cmの輪切り
- 人参:2cmくらい
- 塩:適宜
[調味料パート]
- 白味噌:18g(大匙1)
- 酢:15g(大匙1)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 砂糖:3g(小匙1)
【作り方】
- 大根はかつら剥きをして細切りにします(お刺身のツマのイメージ)。人参も同じ太さの細切りにします。
- 1.に塩を振って10分おきます。
- 2.を軽く洗ってきつく絞り[調味料パート]と和えればできあがり。
【一口メモ】
- なますは酸っぱいものという先入観がありがちですが白味噌を加えるとマイルドで柔らかな風味に変わります。それでいてちょっと濃厚。酸っぱいものが苦手な人には特にお勧めのレシピです。
- うちの実家では湯通ししたうす揚げを細い短冊に切って加えます。ボリュームとご馳走度(?)がアップしますよ。
- 刺身にできる鰯などを使っても楽しいです。