かれこれ二十数年前に結婚をいたしまして、新婚旅行にハワイに行きました(定番ですねぇ^^;)。
11月にも関わらず、普通に海で泳げてしまう不思議。
プールサイドでカクテルなど飲みながら、南の島だなぁと思ったものです。
ほとんどパックのようなツアーだったのであまり珍しいものは食べていないのですが、ずっと行ってみたかったバーガーキングに行きましたっけ。
当時は日本にはほぼなかったので新鮮でした。
後にいろいろ勉強してみるとハワイの料理は日本をはじめとしてアジアの料理の影響を強く受けているようです。
これは、食文化が輸入されたというより多くの移民を受け入れた歴史に起因するもののようですね。
移民した人たちが自分の国の料理を作ったというのはごく自然なことです。
チキン・ロングライスはハワイではオーソドックスな鶏肉を使ったスープです。
ロングライスというのは長いお米……ではなくて、春雨に似た細長い麺のこと。
中国の移民が作ったのが発祥と言われています。
【材料】(1人分)
-調理時間:50分-
- 鶏もも肉:50g
- 春雨:30g
- サラダ油:少々
- 生姜:ひとかけ
- にんにく:ひとかけ
- 人参:5mmのスライス1枚
- セロリの茎:3cm
- 干し椎茸:1枚
- 干し椎茸の戻し汁:300cc
- レモン果汁:10g(小匙2)
- 塩:2g(小匙1/3)
- ホワイトペッパー:少々
【作り方】
- 干し椎茸は水に浸けて戻します。生姜、にんにくはみじん切りにします。鶏肉は小さめの乱切りにします。人参は細切りにします。セロリの茎は3mm幅の輪切りにします。戻した椎茸は細切りにします。
- 小鍋にサラダ油と鶏肉を入れて中火にかけて炒めます。鶏肉の色が変わったらにんにく、椎茸、セロリ、人参を入れて炒めます。
- 2.に椎茸の戻し汁、生姜、レモン果汁、塩を加えてひと煮立ちさせ弱火にして時々アクを取りながら30分煮ます。
- 3.に春雨を加えて5分煮ればできあがり。
【一口メモ】
- 椎茸の出汁と鶏の出汁が程よくマッチして絶品のスープに仕上がっています。ハワイ料理とは言いながらあまりトロピカルな印象はなくどちらかというとアジアンテイストです。
- 味付けは良い塩のみで付けるのがお薦め。チキンブロス(インスタントのチキンコンソメのような調味料)を使うレシピを見かけますが出汁は椎茸と鶏で十分引けているのでちょっと無粋な気がします。
- 塩を少し控えて醤油を加えると風味が良くなるかも。