酒飲みの性か辛い物が好きなので、佃煮も結構好物だったりします。
ただ、売っているやつに少し不満が……。
甘すぎるやつが多いのです。
自分の好みでいえば甘さはあの半分で十分な気がします。
ということで自分好みの佃煮が欲しくてよく自作します。
材料は基本なんでもあり、定番の貝類はもとより、野菜でも魚でもお肉でもだいたい佃煮にできちゃいます。
そして、辛党好みの佃煮に欠かせないのがこれ。
ピリリと辛い実山椒。
これが入っているとキリッと引き締まった味になりますし、逆に入っていないと何とも言えない物足りなさを感じます。
実山椒は初夏のこの時期にしか売っていませんので、機を逃さず買ってきてあく抜きの後、冷凍保存して長く使います。
今年もまた小粒でもピリッと辛い緑色の実の季節がやってきました。
【材料】(1パック分)
-調理時間:20分(半日水に晒す時間は含めていません)-
- 実山椒:1パック
- 水:たっぷりめ
- 塩:ひとつまみ
【作り方】
- 実山椒は手か料理バサミを使って小枝から取り外しバラにします。これをざるに揚げて流水で洗い汚れを落とします。
- 鍋に水と塩を入れてひと煮立ちさせ実山椒を加え弱めの中火にして10分茹でます。
- 2.をざるに揚げて冷水を張ったボウルに移します。1、2時間ごとに水を換えながら半日水に晒します。
- 3.をざるに揚げてしっかり水気を切ればできあがり。ジップロックやタッパに入れて冷凍保存すれば1年はもちます。
【一口メモ】
- すがすがしい香りがたまりません。まさにジャパニーズペッパーの名にふさわしいと思います。これって外国の人が香りを嗅いだり口にしたりしたらどんな印象をもつのでしょう。ちょっと興味があります。
- 自家製の佃煮に入れると味がキリッと引き締まります。普通の煮物や焼き物に使っても良いアクセントになります。