どこの国の家庭にも、常備菜というのがあるものです。沢庵などは代表的な日本の常備菜ですが、それ以外にも土地土地で特徴的な常備菜があって、「そう言われれば、いつもあれが冷蔵庫にあるな」と思い出す方も多いのでは。
ナムルは韓国の常備菜です。日本ではピビンパのトッピングとして有名ですが、あちらではおかずとして食べられることが多いようです。
味付けはシンプルですが、多様な食材を使うことができるのでバリエーションが利きます。
家にある食材と相談してパパっと作れてしまう手軽さが常備菜に選ばれた所以なのかもしれませんね。
そろそろ消費しないといけないキュウリとサラダ菜があったので、そのナムルを作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- キュウリ:1/2本
- サラダ菜:1/4玉
- ごま油:7g(大匙1/2)
[調味料パート]
- 酢:10g(小匙2)
- 濃口醤油:4g(小さじ2/3)
- 砂糖:2g
- 塩:ひとつまみ
- 一味唐辛子:少々
【作り方】
- きゅうりは塩擦りをして5mm角の細切りにします。サラダ菜は千切りにします。
- 1.をごま油でよく和えます。
- 2.に[調味料パート]を加えてよく和えればできあがり。
【一口メモ】
- ナムルを特徴づけているのはごま油を使うこと。これを使うことで風味の良い和え物に仕上がります。仕上げに白ごまをまぶしても吉です。
- ポイントはごま油を先に和えておくこと。野菜の表面に油の被膜ができて後から加える塩気の多い調味料で水分が抜けるのを防いでしっとり仕上がります。
- 材料はなんでもありですが、塩ゆでしたもやしを使ったものは「コンナムル」と呼ばれて特に有名です。