普段あまり食卓に上りませんがラディッシュという野菜が八百屋さんで売られていることがあります。
小粒の蕪の形をしていて色が赤いのが特徴的。これはもしかして赤かぶ? とか思ってしまいますが厳密には違います。
ラディッシュは和名を二十日大根と呼び、アブラナ科ダイコン属のれっきとした大根の仲間なのですね(形は蕪にそっくりですが)。
ちなみに、蕪はアブラナ科アブラナ属で英語ではターニップ(turnip)と呼び赤かぶもこちらの仲間です。
更にちなみにボルシチに使われるビーツも形がよく似ていてしかも赤色なので赤かぶと呼ばれることがありますが(昔は血蕪とも言われたらしい)、こちらはアカザ科の植物なのでこれまた別物です。
で、このレシピの食材、大根の仲間のラディッシュはちょっとなじみが薄いですが生ででも食べられるお手軽なサラダ野菜として重宝します。
それ以外にこの料理のように酢漬けにすると日持ちもするので常備菜としてお薦めです。
【材料】(2~3人分)
-調理時間:半日-
- ラディッシュ:8~10個
[漬け汁パート]
- 穀物酢:45g(大匙3)
- レモン汁:15g(大匙1)
- 砂糖:18g(大匙2)
- 塩:少々
[下拵えパート]
- 塩:適宜
【作り方】
- の塩を振って15分なじませます。
- 1.をやっている間に[漬け汁パート]を合わせてよく混ぜておきます。 ※葉はスープの実などに転用したり炒め物の具になります。
- 1.を軽く洗って水けを絞ります。ビニール袋にラディッシュと2.を合わせて漬け込みます。30分くらいで浅漬けに、半日以上でしっかり漬かります。
【一口メモ】
- さっぱりしていて良い箸休めになります。ちょっとこってりしたおかずを詰めたお弁当などにもお薦め最後に食べると口の中がさっぱりします。
- 漬け汁は見た目も鮮やかな赤に染まります。お弁当に詰めるとかなり華やかなお菜になりますよ~
- 一週間以上持ちますのでちょっと多めに作ってストックしておくと重宝しますよ~